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その時だった。
カラ松の手を握る一松。
「カラ松。お前…。」
「はいっ!」
「妊娠したのか?」
ずっこ。
とひっくり返る六子。
「んなわけないだろう。」
「カラ松兄さん言ってやれ!」
「そうだとも、ブラザー。
やっと俺とお前の子が授かったんだ。」
「うはー、ダメだこりゃ。カラ松兄さんもその気になってる。」
「カラちゃん。本当に俺とお前の子なんだよな!」
「ああ。」
「カラ松、この子を大切に育てよう。」
「名前何にする?」
「実はもう決まってるんだ。
セージ松にしよう。」
「ああ、きっと可愛くなるように育てよう。」
「もう、勝手にやってくれ!」
「皆も俺が産むから応援してくれ❗」
「ハイハイ。」
とその時だった。
「冗談だ!俺と一松が出来たのは本当だがな!」
「もともと知っていたよ。」
と笑う六子だった。




でも、その事を聞いていた母親は
「バカ、ニート。」
と恥ずかしさで手で顔を隠すのだった。

更新日:2018-07-23 15:28:20

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