官能小説

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女王の秘密

感じやすい体の女を抱くと、向こうは受け身なだけなのに、こちらが慰められている気がする。同時に、褒められて、自分が認められたような気分にもなる。
ルルッタラも女王もそういう女だった。特に女王には、何というか、生臭さのない女の体臭が強くあり、それが俺の体を固定してしまうのだった。射精できなくなっても勃起が収まらない。
恋人のいたことがない俺には、風俗嬢との経験しかなかったのに、これで二人続けざまに処女と交わった挙句、避妊さえしなかったのだ。尤も、これは夢なのかもしれない。夢ならば、夢精に嘆く結末を待つだけのことである。
唇で俺を翻弄していた女王は、柔らかな人形のように、全く俺のなすがままにされていた。俺の触れるところ全てに激しい快感が走るらしく、痛みに似た反応をするので、こちらが心配になったほどだ。最後に女王は疲れきってもう動けず、体を震わせて涙を流していた。寝床は水を撒いたあとのように濡れた。
放心して横たわっていた女王がぽつりと言った。
「Ni iru al banejo. 」
(風呂に入ろう。)
全裸の女王の後について、俺もまた裸のまま歩き出した。何も話さないで歩いた。
薄暗い廊下を行った先に、大浴場が開けていた。床がサファイヤだった。洗いもしないで女王はざぶりと湯に浸かった。
「Vi devus lavi la piĉon antaŭe.」
(先にオマンコを洗わないと。)
俺が言うと
「Ne uzu tian malbelan vorton! Kaj vi diris ke ĝi estas via laboro. 」
(そういう汚らしい言葉を使うな。それに、それは自分の仕事だと、お前、言ったな。)
恥ずかしそうに言い返された。
俺も湯船に入り、女王のそこに手を当ててみたが、少し動かしただけで女王は、堪らないというふうに首を仰け反らせて言った。
「Sufiĉe! Pro viaj fingroj ĝi fariĝos denove malseka. 」
(もういい! 指のせいでまた濡れてくる。)
そして呟いた。
「Mi ne sciis ke viro havas tian kapablon kontraŭ virina korpo. 」
(女の体に対して男にこんな力があるとは知らなかった。)
「Kontraŭ? Prefere diri "por", ĉu ne? 」
(対して、じゃなく、為に、でしょう?)
「Fermu buŝon! 」
(口を閉じろ!)
可愛らしく膨れた様子の女王だったが、冗談は好きではないらしい。話題を変えることにした。
三つ疑問があった。俺の体への女王の渇望、あれは処女のものではなかった。性欲に駆られた男を凌ぐ程だった。そして、ルルッタラにも見られた、女性器に対するこの国の解釈は理解しがたい。また、眠っていた筈の女王が、どうして俺を突如投げ飛ばすことができたのか。
女王は真面目な顔になり答えた。
「Kiam iu fariĝas nova reĝino, al la persono estas donita de la antaŭa reĝino, tiel nomata "reĝina disciplo". Ekde tiam ŝi fariĝas finfine vera reĝino kaj senmalvenke forta. Ŝia korpo kaj sencoj reagas propramove kontraŭ la malamikeco de la aliaj. 」
(女王になるときにはな、先代の女王から「女王戒」と呼ばれるものを受け継ぐのだ。そうして初めて本物の女王になり、無敗の力を持つ。他人の敵意に体と感覚が自動的に反応するようになるのだよ。)
続けて
「Tamen la ŝarĝo de la disciplo prenas pli kaj pli forton de vivo el la korpo kaj animo de ŝi. Pro tio ŝi nepre bezonas vivon de viro, konkrete diri, viran korpon. 」
(けれど、女王戒を受容すれば、心身ともに生命力が奪われていく。だから、女王には男の命が絶対に必要なのだ。はっきり言えば、男の肉体がだ。)
言うと女王は俺の股間を柔らかく握り締めた。中身を指で転がしながら
「Sen tio, reĝino ne povas konservi sian vivon. Tial vi estas la plej granda trezoro por ni. 」
(これが無いと女王は命を保てない。だからお前は我々にとって最高の宝なのだ。)
「Kial por ni, kaj ne por mi, vi diras? 」
(なんで、我々、なんです? 私、じゃなくて。)
「Vi povas naskigi infanojn de la nacianoj. 」
(国民たちにお前は子供を産ませられるじゃないか。)
しかし、これまでも男がいなかったのなら、先代の女王達はどう命を繋げていたのか。
女王が立ち上がった。
「Mi montros al vi ion. 」
(お前に見せてやろう。)
質問の済んでいない俺が、目の前にある女王の陰毛を掴むと、女王は今度は俺の顔をそこに押し付け、笑って言った。
「Poste! Ĉiuj PIĈOJ de la mondo ĉiukaze apartenas al vi! Estas por mi jam tro varme. Nun sekvu min! 」
(後にしろ! 世の中のオマンコ全部、お前のものなのだから! もう熱くなった。 付いて来い。)

更新日:2018-07-02 17:54:43

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