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ピーーーッ!
「パルス逆流!」
「中枢神経素子にも拒絶が始まってます!」
綾波が入ってた白い、ぜろごうき?がもがき苦しむように暴れ出した。バキバキと拘束を壊して唸りながら頭を抱える。
「コンタクト停止!6番まで回路開いて。」
「拒絶信号ダメです!零号機制御不能!」
「実験中止!電源を落とせ!」
線が抜けてもフラフラと赤木さんやいつの間にかいたおじさんの方向へ近づいていく。
『赤木さん。』
「アキラくんはそこで待機をしていて、安全だから。」
『えっと・・・俺が零号機抑えとくんで、そのうちになんとかしといて下さい。』
「あまりお勧めしたくはないわ・・・分かりました。拘束を一時的に解除するから、お願いするわ。決して無茶なことはしないでね。」
『はい。』
ふと肩や足に重みを感じた。これがシンクロの感覚なんだ、なんだか不思議だなぁ。ゆっくりと足を出せば踏みしめる感覚がある。手を動かせば前に進む。
零号機は赤木さん達がいる部屋に向けてガンガンと拳を打ち付ける。とにかくエヴァについては何にも知らないも同じだから、人と同じように腕を掴み後ろに回し、足は引っ掛ける事で零号機の身動きを押さえ込んだ。なおも暴れようともがく。なんか最近テレビで見た警察と犯人の絵面みたいと呑気に考える。
「零号機完全停止まであと20秒!」
「オートエジェクション作動!」
「いかん!」
バシュンと背中からプラグが飛び出してきた。咄嗟のことで取れなかった。プラグは狭い空間の中、天井にぶつかりながら進み燃料が切れたらそのままガンと落ちてしまった。
「アキラくん!特殊ベークライトを注入するから零号機から距離をとって!」
さっと手を離せばちょうど壁から液体が降り注ぎ零号機の体を固めていく。
部屋から綾波のプラグへ慌てて駆け寄って扉をこじ開けたおじさんは誰だろうか。
なんとか零号機の暴走は収まったようで、赤木さんに褒められた。
「初めてのシンクロに加えてあの動き、素晴らしかったわ。」
なんだか施設にいた先生に似てる。あの人の顔は思い出せなくなってるけど、赤木さんみたいな表情を浮かべていただろうか?あのおじさんは碇司令で俺や綾波、赤木さん達の上司だと知った。あとで挨拶しにいっておこう。
「パルス逆流!」
「中枢神経素子にも拒絶が始まってます!」
綾波が入ってた白い、ぜろごうき?がもがき苦しむように暴れ出した。バキバキと拘束を壊して唸りながら頭を抱える。
「コンタクト停止!6番まで回路開いて。」
「拒絶信号ダメです!零号機制御不能!」
「実験中止!電源を落とせ!」
線が抜けてもフラフラと赤木さんやいつの間にかいたおじさんの方向へ近づいていく。
『赤木さん。』
「アキラくんはそこで待機をしていて、安全だから。」
『えっと・・・俺が零号機抑えとくんで、そのうちになんとかしといて下さい。』
「あまりお勧めしたくはないわ・・・分かりました。拘束を一時的に解除するから、お願いするわ。決して無茶なことはしないでね。」
『はい。』
ふと肩や足に重みを感じた。これがシンクロの感覚なんだ、なんだか不思議だなぁ。ゆっくりと足を出せば踏みしめる感覚がある。手を動かせば前に進む。
零号機は赤木さん達がいる部屋に向けてガンガンと拳を打ち付ける。とにかくエヴァについては何にも知らないも同じだから、人と同じように腕を掴み後ろに回し、足は引っ掛ける事で零号機の身動きを押さえ込んだ。なおも暴れようともがく。なんか最近テレビで見た警察と犯人の絵面みたいと呑気に考える。
「零号機完全停止まであと20秒!」
「オートエジェクション作動!」
「いかん!」
バシュンと背中からプラグが飛び出してきた。咄嗟のことで取れなかった。プラグは狭い空間の中、天井にぶつかりながら進み燃料が切れたらそのままガンと落ちてしまった。
「アキラくん!特殊ベークライトを注入するから零号機から距離をとって!」
さっと手を離せばちょうど壁から液体が降り注ぎ零号機の体を固めていく。
部屋から綾波のプラグへ慌てて駆け寄って扉をこじ開けたおじさんは誰だろうか。
なんとか零号機の暴走は収まったようで、赤木さんに褒められた。
「初めてのシンクロに加えてあの動き、素晴らしかったわ。」
なんだか施設にいた先生に似てる。あの人の顔は思い出せなくなってるけど、赤木さんみたいな表情を浮かべていただろうか?あのおじさんは碇司令で俺や綾波、赤木さん達の上司だと知った。あとで挨拶しにいっておこう。
更新日:2018-08-06 21:23:54