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ハローハロー新人さん
とある朝、玄関のチャイムからすべては始まった。
「薊さんですね。」
『そうですけど、ご用件は?』
これを、と差し出された封筒には赤い極秘との文字が見えた。よくわからない説明と資料を見せて俺をねるふ?本部まで送ると言った。
長いこと揺れる景色をただ見ていれば下に降りてることだけは分かった。中に入れば赤木さん?と名乗る女性が出迎えてくれた。
「技術一課E計画担当博士 赤木リツコよ。よろしく。」
『あ、薊アキラです。』
「ちょっと見せたいものがあるの。それとテストも、」
『みせたいもの?てすと?』
テストはやだな勉強は分かるけど楽しくない。導かれるままついていけば薄暗いそこにそれはあった。
「説明は軽く受けてるでしょうけど、汎用決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオンこれはその3号機よ。」
『??3号機、1と2もあるんですか?』
「フフ、なかなか鋭いのね。ええ、他に2機あるわ、あなたは3号機の専属パイロットなの。」
『ふーん。』
暗い色の中に目立つ白のライン、でかい、エヴァだっけか。なんだろう、前にも会ったことがあるような全く知らない別人のような、変な感じだ。
「早速だけどこれに搭乗してテストを受けてもらいます。」
テスト、さっき言ってたな。
ここを出た近くに更衣室があるらしくぷらぐすーつ?の着方も教えてもらった。
慣れなくて少し手間取ったけどなんとか着れた。あの機体と似た色でぴたっとしてて気持ち悪い、俺はぶかぶかな服が好きなのに・・・・
そう内心文句を垂れながら扉を開けると、すぐそばの扉から女の子が出てきた。
「・・・・」
『・・・・あ、はじめまして。薊アキラです。』
「綾波レイ。」
それっきり綾波はスタスタと俺が行きたい方向へと進んでいく。
『俺もそっちへ行くんだ。一緒に行っていい?』
「好きにすれば。」
目的地にいた赤木さん曰く、彼女と一緒にしんくろ?テストを行うらしい。シンクロ水泳でもするのだろうか、いや無いな。細長いぷらぐ?に案内されて入ってみればコックピットと思われるものがあった。座ってみればうん、案外悪くない。
「聞こえる?アキラくん。レイ。」
『はい。』
「はい」
「両者ともに初めての起動実験だから緊張するでしょうけど、こちら側から全力でサポートするから頑張ってね。」
通信はそれから途絶え、大人達の難しいワードだけが聞こえてくる。エヴァの中は不思議だ、何もないのに誰か少し離れたとこにいる気がする。その見えない誰かと繋がることがシンクロなのだろうか?
「シンクロ率出ました。70.6%です。」
「初めてでこの数値?凄いわね。本当に一般人?」
「はい、マルドゥック機関からの報告では確かに一般人です。マギにデータを洗わせても異常なしでした。」
「薊さんですね。」
『そうですけど、ご用件は?』
これを、と差し出された封筒には赤い極秘との文字が見えた。よくわからない説明と資料を見せて俺をねるふ?本部まで送ると言った。
長いこと揺れる景色をただ見ていれば下に降りてることだけは分かった。中に入れば赤木さん?と名乗る女性が出迎えてくれた。
「技術一課E計画担当博士 赤木リツコよ。よろしく。」
『あ、薊アキラです。』
「ちょっと見せたいものがあるの。それとテストも、」
『みせたいもの?てすと?』
テストはやだな勉強は分かるけど楽しくない。導かれるままついていけば薄暗いそこにそれはあった。
「説明は軽く受けてるでしょうけど、汎用決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオンこれはその3号機よ。」
『??3号機、1と2もあるんですか?』
「フフ、なかなか鋭いのね。ええ、他に2機あるわ、あなたは3号機の専属パイロットなの。」
『ふーん。』
暗い色の中に目立つ白のライン、でかい、エヴァだっけか。なんだろう、前にも会ったことがあるような全く知らない別人のような、変な感じだ。
「早速だけどこれに搭乗してテストを受けてもらいます。」
テスト、さっき言ってたな。
ここを出た近くに更衣室があるらしくぷらぐすーつ?の着方も教えてもらった。
慣れなくて少し手間取ったけどなんとか着れた。あの機体と似た色でぴたっとしてて気持ち悪い、俺はぶかぶかな服が好きなのに・・・・
そう内心文句を垂れながら扉を開けると、すぐそばの扉から女の子が出てきた。
「・・・・」
『・・・・あ、はじめまして。薊アキラです。』
「綾波レイ。」
それっきり綾波はスタスタと俺が行きたい方向へと進んでいく。
『俺もそっちへ行くんだ。一緒に行っていい?』
「好きにすれば。」
目的地にいた赤木さん曰く、彼女と一緒にしんくろ?テストを行うらしい。シンクロ水泳でもするのだろうか、いや無いな。細長いぷらぐ?に案内されて入ってみればコックピットと思われるものがあった。座ってみればうん、案外悪くない。
「聞こえる?アキラくん。レイ。」
『はい。』
「はい」
「両者ともに初めての起動実験だから緊張するでしょうけど、こちら側から全力でサポートするから頑張ってね。」
通信はそれから途絶え、大人達の難しいワードだけが聞こえてくる。エヴァの中は不思議だ、何もないのに誰か少し離れたとこにいる気がする。その見えない誰かと繋がることがシンクロなのだろうか?
「シンクロ率出ました。70.6%です。」
「初めてでこの数値?凄いわね。本当に一般人?」
「はい、マルドゥック機関からの報告では確かに一般人です。マギにデータを洗わせても異常なしでした。」
更新日:2018-08-06 21:21:28