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第1章 #2夢のはじまり
"ねぇ、ここが見えるの?わたしの声が聞こえるの?"
───こっ、ここはどこ?
目を覚ました私の周りには、辺り一面、色とりどりの花が咲く草原が広がっていた。ふと空を見上げると、青い空がだんだん、ピンクというか、紫というか…不思議な色に変わっていった。ここは現実ではない…。そう感じた私は、おそるおそる後ろを振り返った。
「ちょっとそこのあんた、あたしの森で何してるの?」
ぎゃあぁぁぁぁ〰️空から女の子が降ってきたぁぁぁぁ〰️!……えっ、森?私は辺りを見渡した。さっきの花畑はなく、代わりに暗く不気味な森が私達2人を囲んでいた。
「あんた、すごいよ。瞬間移動魔法が使えるなんて。」
一体何を言い出すの?私がそんなもの使えるわけが…と言おうとしたが、あまりにもびっくりしたため、声が出なかった。
「あっ、そうだ。あたしの魔法学校に入学してみない?」
女の子はどこからか大きな宝石の付いた長い杖を取り出し、私の方へ杖の先を向けた。
「ヴェヌータ・ウニフォルム!」
そのとたん、私の周りが光り出し、気がつくと胸に大きなリボンの付いた深紅色のセーラー服を着ていた。
「それがエリス魔法学校の制服だよ。じゃあー、その学校に来てね、待ってるよ!」
「あっ…、ちょっと…」
間に合わなかった。私は急いで辺りを見渡したが、女の子はもうすでに消えていた。
「これが本物の瞬間移動なのか…。」
私は何か幻でも見たのかという感覚だった。それより、どうやってこの暗い森を抜けて魔法学校へ行くのか……と、そのとき!
「君、今迷ってるよね?」
───こっ、ここはどこ?
目を覚ました私の周りには、辺り一面、色とりどりの花が咲く草原が広がっていた。ふと空を見上げると、青い空がだんだん、ピンクというか、紫というか…不思議な色に変わっていった。ここは現実ではない…。そう感じた私は、おそるおそる後ろを振り返った。
「ちょっとそこのあんた、あたしの森で何してるの?」
ぎゃあぁぁぁぁ〰️空から女の子が降ってきたぁぁぁぁ〰️!……えっ、森?私は辺りを見渡した。さっきの花畑はなく、代わりに暗く不気味な森が私達2人を囲んでいた。
「あんた、すごいよ。瞬間移動魔法が使えるなんて。」
一体何を言い出すの?私がそんなもの使えるわけが…と言おうとしたが、あまりにもびっくりしたため、声が出なかった。
「あっ、そうだ。あたしの魔法学校に入学してみない?」
女の子はどこからか大きな宝石の付いた長い杖を取り出し、私の方へ杖の先を向けた。
「ヴェヌータ・ウニフォルム!」
そのとたん、私の周りが光り出し、気がつくと胸に大きなリボンの付いた深紅色のセーラー服を着ていた。
「それがエリス魔法学校の制服だよ。じゃあー、その学校に来てね、待ってるよ!」
「あっ…、ちょっと…」
間に合わなかった。私は急いで辺りを見渡したが、女の子はもうすでに消えていた。
「これが本物の瞬間移動なのか…。」
私は何か幻でも見たのかという感覚だった。それより、どうやってこの暗い森を抜けて魔法学校へ行くのか……と、そのとき!
「君、今迷ってるよね?」
更新日:2018-05-19 14:02:54