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夜分 アルテイア姫の訪問

思っていた以上に遅くなってしまったので 
リュース公の湖畔の城に泊まる事になった

エリンシア・・

部屋のドアをたたくノックの音・・

「はい どうぞ・・」

「遅くに御免なさい エリンシア姫様」
まだ少女であるリュース公の娘 アルテシイア姫が訪れた・・。

「御気にされずに どうぞ いらしゃいませアルテイシア姫様」

「アルでも構いませんよ エリンシア姫様」

「まあ・・そういうわけにも・・で・・ご用件は?姫」

「白の国の事を知りたいの! それに白の国の言葉も文字も
お父様も教えては下さるけど 本当はお忙しいし

実は ちょっと語学はちょっと苦手なの・・」

「黒の王宮では テインタル王女に白の国の言葉と文字を
教えてると聞きましたわ」

「ええ その通りですわ」微笑むエリンシア


「それだけじゃなく テインタル王女様とお友達になりたいの!」

「素敵な事ですわ!では 黒の王宮にお越しに
なられるのですね」


「ええ もちろん!しばらく滞在するわ 
もうお父様の許可は取ってあるの」

「わかりましたわ 姫様 お好きなお菓子はありますか?
勉強の合間に ご用意いたしますね」

実はエリンシアは 子供好きであった 
微笑みを浮かべるエリンシア

「本当嬉しいわ! お菓子は・・」

会話は続き・・そして早朝には

エリンシアはリュース公の娘 アルテイシア姫を伴い 
黒の王宮に戻っていった

更新日:2018-05-11 10:24:55

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