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比較的登場回数の少ない作者の俳句選

2. 比較的登場回数の少ない作者の作品を紹介する。 (五十音順)
 
  *俳句の前につけている番号は登録番号を示す。

青木雨彦    87  梅に手をかけてそれから門に入る
秋元不死男 262  しんがりをよろこぶ家鴨なり暖か
      428  火だるまの秋刀魚を妻が食はせけり
       463  へろへろとワンタンすするクリスマス
芥川龍之介  188  木枯らしや目刺にのこる海の色
      387  野茨にからまる萩のさかりかな
       487  水洟や鼻の先だけ暮れ残る
あざ蓉子   525  夕焼けは全裸となりし鉄路かな
      543  夢殿を鎖につなぐ春の犬
東 睦子   148  乾いたる石の下よりちんちろりん
穴井 太    49  硫黄噴くとなりの山は一目山
       75  うちの孫こんなにいるか夏休み
安部 桂   324  土筆摘穂先に黒き焦げのあと
荒木田守武   369  夏の夜は明くれどあかぬまぶたかな
       551  落下枝にかへると見れば胡蝶かな
荒巻助然   215  五月雨に船で恋するすずめかな
阿波野青畝  517  山又山山桜又山桜
飯田蛇笏    178  くろがねの秋の風鈴なりにけり
飯沼衣代   273  スカートの裾たよりなき衣更え
井川博年    166  近所に遠慮することないゾ秋刀魚焼く
池田澄子    297  颱風が逸れてなんだか蒸し御飯
       350  どっちみち梅雨の道へ出る地下道
池西言水   186  凩の果はありけり海の音
石渡テル子   461  ブルドック白菜の尻嗅いでをり
石渡ユリ香   108  お父さん鬼のまんまで豆食べる
惟然坊    228  時雨けり走り入りけり晴れにけり
稲場暁子   135  勝手口より帰省して水旨し
今井 龍   435  病院へもどるじいちゃんいね見てる
上島 鬼貫   161  行水の捨てどころなし虫の声
上田五千石   444  太肉の根深の白をつつしめり
宇多喜代子  401  ぱったりと風とまり鱧のざくざく
有働 亨   109  音絶えしこの音が雪降る音か
江國滋酔郎   185  五月蝿よりも五月蝿き冬の蝿
       238  忍び寄るものに夜寒と老・病・死
       346  とけてしまいそうなとろろあおいかな
        433  姫はじめなき寂庵の乱れ籠
永 六輔   284  聖戦も聖歌もあって年の暮れ
      313  痴漢の目妖しく光る七五三
      438  枇杷むけば種堂々と現れる
遠藤周作   219  早わらびの味にも似たる乙女なり
遠藤若狭男  159  衣被つるりと秋田美人かな
      564  わが影に母入れてゆく墓参り
尾池和夫   466  防災対策会議終はりて蜆汁
大石 太    50  生きろ生きろと雨蛙喉ふくらます
大串 章    47  鮟こうの句ばかり詠んでまだ食はず
       202  更衣百歳の腕通したる
大島蓼太   277  涼しさや寺は碁石の音ばかり
大滝松太郎  480  豆飯や死ぬ気などなし八十歳
大竹広樹   427  ひぐらしを聴いた者から消えて行く
大野朱香   194  去年今年ゆるゆる剥がす顔パック
大西獏十   261  白子干時は小さいなりの目鼻立ち
大西泰世   184  声だすとほどけてしまう紐がある
大屋達治    81  海に出てしばらく浮かぶ春の川
岡田史乃   165  霧よりも上で朝餉の菜を洗う
荻原井泉水  200  米をまくと私が春の日の鳩の中
       311  たんぽぽたんぽぽ砂浜に春が目を開く
尾崎朋恵    527  雪合戦私の“好き”も投げてやる
尾崎放哉   283  咳をしても一人 375 肉がやせてくる太い骨である
小野あらた   42  蟻の列蟻の骸を避けにけり
      320  ちらしずし海老の数だけ家族をり
折原あきの   86  埋め立てて日本の領土潮干狩り
櫂未知子    110  男とか女を超えて日向ぼこ
       248  春泥のそのごちゃごちゃを恋と呼ぶ
       298  台風接近下着は既に替えてある
鍵和田秞子   541  湯豆腐の崩れ易しや遠きデモ
葛飾北斎    429  ひと魂でゆく気散じや夏の原
勝目 梓    430  向日葵の花芯の暗き真昼なり
桂 信子    491  道順はここを真直ぐ夏の暮 5
        21  やわらかき身を月光の中に容れ
加藤郁乎    137  上の句はなんであろうと初鰹
       448  冬の波冬の波止場に来て返す
角川春樹    120  牡蠣啜り生涯不良こころざす
        293  そこにあるすすきが遠し檻の中

更新日:2018-07-23 21:24:36

AI時代を生き抜く思考:面白「百人五百句」の面白解釈