官能小説

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愛のお部屋

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学校が終わって、バイトがない日は、洋一のワンルームへ行く紗世です。午後四時といえば、ちょっと中途半端な時間帯です。でも、平井紗世が向井洋一の部屋へ行くと、決して中途半端な時間帯ではなくて、たっぷり三時間、セックスしても、まだまだ夜のお食事には早いほどの時間です。
「うん、待ってたよ、入れよ」
ドアのインタホンするまでもなく、ドアが開いていて、紗世が扉をあけ、顔を見せると、洋一が部屋へ入れと声をかけてきます。
「うううん、シュークリム買ってきたよ、ローソンで」
紗世はサンダルを脱ぎ、狭い廊下というか通路を通って六畳洋間へ入ります。レースのカーテンがあるんだけど、明るい光がベランダ越しに入ってきて、電気をつけなくても明るいです。
「ああん、まってよ、まだ、いま、来たとこやん」
立ったまま、まだローソンのポリ袋を手にしたままの紗世へ、いきなり抱きついてくる洋一です。平井紗世は大学二年生の二十歳になったばかり。学部は社会学部、よくありふれた学部で、社会のこと、いろいろ勉強します。でも向井洋一は、今年から大学院生、研究に明け暮れる23歳の秀才です。専攻は工学部で電子工学だとか、紗世よりもはるかに優秀な頭脳をもっているので、あんがいあほでおっとりの紗世には、素晴らしいお兄さん男子に思えます。
「ああん、だめやって、ちょっと、まってよぉ」
抱かれて逃れようとするのはポーズとして、女子のたしなみとして、恥じらう乙女だから、すぐに従順してからだを許すことには、抵抗したい気持ち、これって女の子が男の子を、愛してるからかも、知れません。
「ううっ、ううううっ、うぐうぐ、うううっ」
立ったまま、洋一に抱かれる紗世。唇を塞がれ、キッスされ、口を封じら、声がくぐもってしまいます。紗世はゆるゆるワンピースを着たかっこう。洋一はデニムにシャツ姿。抱かれて腰を引き寄せられ、ワンピのうえからお尻をまさぐられてしまう紗世。紗世は、キッスしたまま、もうまわりのことがわからなくなって、洋一の腰に腕をまわし身悶えしてしまうのです。
「ああん、せんぱいぃ、あっああん」
お尻にまわされた洋一の手が、ワンピの裾をたくし上げてきて、穿いたブルマとショーツのなかへ、右手を入れられちゃいます。
「ふうう、ふうう、紗世、いいね、大丈夫な日なんだろ」
「ああ、お薬飲んだから、だいじょうぶですぅ」
抱きしめられてお尻を触られだす紗世ですが、痴漢されるけど、たぶん好きあっているから、すべてが許されます。

更新日:2018-03-07 17:46:25

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