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第11章 もうひとつの闘い
ツナたちの前に、赤毛のショートカットの女が立っている。その後ろには、長身で黒い髪の男。
「私はカレン。で、彼がジェイク。よろしくね、ボンゴレ10代目、沢田くん」
カレンと名乗った女は軽い口調で言った。
「クロームはどこにいるんだ!!」
ツナが激しい口調でカレンに聞くと、さっきと変わらない口調で言った。
「クローム?…あっ、あなたの霧の守護者ね!彼女なら今頃、奥の部屋に監禁されてるんじゃないかな?」
「ふざけるな!!クロームを返せ!!」
「別にかまわないわよ?私たちは、あんな女に興味ないから…。私たちが欲しいのは、あんたなのよ、真奈ちゃん」
自分の名前を呼ばれても、真奈が驚きを見せる事はなかった。さっき、グリムが言っていた事を覚えていたからだった。
『私の任務は貴様らを倒し、そこの女をボスの元にお連れすることだ』
「なんで私が必要なの?」
「あんたには、隠された力が眠ってるのよ。私にも、よく分からないけどね。ただ、私たちがやるべきことはただひとつ。あんたたちを…」
カレンはその手に忍者のクナイを持って言った。
「ここで倒すのよ!!行くよ、ジェイク!!」
「あぁ、分かってるさ」
ジェイクと呼ばれた男が初めて口を開いた。
「ツナ、私たちも戦わなきゃ!」
「うん、やるしかない!!」
ツナはポケットに入っていた錠剤を2つ飲み込んだ。すると、ツナの額にオレンジ色の炎が灯った。
「行くぞ、真奈」
「うん!」
「私はカレン。で、彼がジェイク。よろしくね、ボンゴレ10代目、沢田くん」
カレンと名乗った女は軽い口調で言った。
「クロームはどこにいるんだ!!」
ツナが激しい口調でカレンに聞くと、さっきと変わらない口調で言った。
「クローム?…あっ、あなたの霧の守護者ね!彼女なら今頃、奥の部屋に監禁されてるんじゃないかな?」
「ふざけるな!!クロームを返せ!!」
「別にかまわないわよ?私たちは、あんな女に興味ないから…。私たちが欲しいのは、あんたなのよ、真奈ちゃん」
自分の名前を呼ばれても、真奈が驚きを見せる事はなかった。さっき、グリムが言っていた事を覚えていたからだった。
『私の任務は貴様らを倒し、そこの女をボスの元にお連れすることだ』
「なんで私が必要なの?」
「あんたには、隠された力が眠ってるのよ。私にも、よく分からないけどね。ただ、私たちがやるべきことはただひとつ。あんたたちを…」
カレンはその手に忍者のクナイを持って言った。
「ここで倒すのよ!!行くよ、ジェイク!!」
「あぁ、分かってるさ」
ジェイクと呼ばれた男が初めて口を開いた。
「ツナ、私たちも戦わなきゃ!」
「うん、やるしかない!!」
ツナはポケットに入っていた錠剤を2つ飲み込んだ。すると、ツナの額にオレンジ色の炎が灯った。
「行くぞ、真奈」
「うん!」
更新日:2009-05-25 22:22:38