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ちぃたい天使と凄い人達との交流の話4

《シンオウ炎の四天王&電気のジムリーダー》


「あ!? オーバ!?」
「デンジくんじゃないか・・・」

呆然とワタルとダイゴは、声の掛かる方を同時に振り返った先には
シンオウ地方四天王である、炎タイプがメインのアフロヘアが特徴的なオーバとシンオウ地方最強のジムリーダーと言われるデンジが、それぞれ陽気な雰囲気と無愛想に見える無表情を称えて、きょとんとした表情をしつつワタルとダイゴを交互に見ては、不思議そうに公園の外から声を掛けたようで、入り口付近に佇んで居た

「って、質問に答える気無いのか?」
「何をしているのかと聞いたと思うんだが」

呆れたように苦笑するオーバと呆れたような雰囲気の無表情のデンジが、未だに状況を読めないでいるワタルとダイゴを見た後

「あれ? タケシ君に、ヒカリちゃんだよな? 確か・・・」

「ああ、はい、お久しぶりです! オーバさん、デンジさん」
「私も、覚えていてくれたんですね? 嬉しいです!」
「ポチャ!」

糸目のタケシはにこやかに笑う、その横で、ヒカリとポッチャマも無邪気な笑顔を久しぶりに会うオーバとデンジへと向けた

「ははは、君達を早々忘れるとか無理だろう、な?」
「ああ、? サトシ君は?」
デンジは、馴染んだ顔・・・屈託無いひまわり笑顔を振りまく少年の姿が見えないのに、無表情にも、その目は、残念そうな雰囲気で、一瞬気のせいかとも思えるような微かな色を載せて居た

しかし、初対面の奴は見破れなくても

「そう残念そうにするなよ」
「・・・」
ぽんっとデンジの肩をオーバが軽く叩いてやる

「? って、ん?」
下の方から何やら視線を感じて、オーバは、不思議に思いつつ下を見れば

「?」
きょとんとシゲルのズボンの裾を握りしめつつ、丸めた手の親指をしゃぶる小ぶりの顔、でも、体よりも大きめの艶やかな黒髪をしたまん丸の頭と、体の方はキューピーちゃんを思わせる体型、マント姿の・・・

「・・・この子誰だ?」
「?」
オーバの視線につられて、デンジも初めて、シゲルの足元にいるピカチュウと同じ大きさのお子に気付いた

しかし、何故か知らない子のはずなのに、知ってるようにも思えた
その黒々とした星が散る様に煌めきもある大きなまん丸どんぐり眼をした可愛らしいちびっ子に何故か、オーバも、デンジも、吸い込まれそうな瞳を見つめてしまって居た

更新日:2018-05-14 17:23:19

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