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ちっいたい天使からの贈り物

その日、ピカチュウ、チェリンボ、トゲピー、リオル、ムチュール、チルットと一緒に噴水広場で戯れていたら

「・・・」
「こえ、そにょ」
「? う?」

もにょもにょと落ち着かない様子の(今は)同じ年の小さな幼い女の子・・・
もじもじ、もにょもにょ、ふるふるとしつつも小さい手に小さな透明の包みが、ちぃたいサトシの目の前に突き出されるのに、きょとんとしてつつ思わず受け取った

「? ちょこ?」
「き、きょうは、ばれんたいんでしゅ!」
「?? ばれん??」
「ばれんたいんでしゅ! ばれんたいんには、その、きににゃるひとにチョコをあげるひでしゅ!」
「? さと、わかんなの・・・」
「しゅ、しゅきっておもちゃひとにちょこをあげゆってことでしゅ!」
「??」

ますます困惑して、サトシは難しい顔をする

「「「「サ、サトシ!! こっちに来なさい!!」」」」
「? う?」
慌ててサトシをカスミが抱きかかえて女の子から遠ざける
「! ああ!? なにしゅるでしか!? おばしゃん!!」
「「「「おばさんじゃない!!」」」」
「おとちょなげないでしよ! あたちのだーりんかえちなちゃいよ!」
「誰が、ダーリンなの!! ませた事言わないの! 迷惑をかけちゃいけませんよ!?」
「!! まま!?」
「まったくも、すみません生意気で」
「い、いえいえ」
「気にしてませんよ〜」
そう言いつつ、カスミ達の顔は引き攣っていた

このモテようよ・・・小さい時からこうなのか・・・
メロメロボディは、昔も今も健在らしく、カスミ達は、気が気じゃない

「・・・」
その間、サトシの表情は、難しいまま

カスミ達とブスくれる女の子とその親が何やら話し合いをしている最中、サトシは

「ね? ぴか?」
「ピカ?」
「ばれんにちょこあげんのなんの?」
「・・・ピ〜〜〜カ・・・ピカピピカチュピカピカピカチュ」
「たーせちゅなひんとんっにちょこぷれぜとするひ?」
「ピカ」
こくっ
「・・・さと、のたーせちゅは・・・」
まま・・・

「・・・」
ままに、ちょこあげんと、よこぶ?

更新日:2018-02-17 14:58:24

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