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「ジュ?」
「!!」
「あいじょぶ?」
いい子いい子と落ち込むジュンの頭を撫でてくるちぃたい紅葉のお手てと心配そうに眉を八の字に垂れ下げては、天使よろしく優しく慰めてくれる、ちぃたいサトシに
「!! サトシーーー!!」
「!! やんの!」
「!? 何故にーー!!」
がばっと抱き着こうとして来るジュンを、思い切りかわし拒絶し
シンジの後ろに隠れる
「だから・・・」
「「それが駄目なんだって」」
シンジだけでなく、シゲルも、タケシも、見て居たので呆れながら駄目出しする
「!? ええーーー!?」
ジュンは、またもや、絶叫する
「喧しい」
「「煩くしたらダメだっつうの」」
「わーーん、シゲルも、タケシも、シンジの味方か!! 贔屓だ!! 贔屓!!」
「贔屓というか、いきなりあんな風に、がばっと抱きつかれての痛いくらい羽交い締めにして、大きい声だして迫られたら・・・」
「怖いに決まってるだろう・・・」
「「「「「「「「ぐっ・・・」」」」」」」」」
「落ち着きない奴の膝に乗って危なく落ちそうになるの経験して、また、乗ろうと思うのか?」
「「「「「「「「うぐっ・・・」」」」」」」」」
「後、カスミ達、サトシに、女の子用の服・・・着せようとした事あるね?」
「「「「「「!! ああ・・・え、えへへ・・・」」」」」」」
「あれも、ダメだろうな・・・」
「小さい子にしたら、いきなり揉みくちゃにされた上に、男の子ではなく、女の子用とか、小さいながらも、ショック受けるもんだろう?」
「「「「「「「「ああ・・・、はい・・・」」」」」」」」

その出来事の後、ちぃたいサトシは、カスミ達を避けて、シゲルかタケシかシンジにべったりだった

後は、ジュンやケニヤン、ケンゴなど、遊んでくれる奴なら喜んで駆けていく

「でも、ご飯も、僕のあんまり食べてくれなんだよね、サトシって・・・」
「それは、デントの奴は、大人の味付けとか、本格的な奴だからかもな」
「!」
「子供なら、ハンバーグならデミグラスソースよりケチャップの酸っぱくない奴とかサラダも、ドレッシングよりマヨネーズの手作りの奴とか、パスタも、同じく凝った味付けよりも、ミートソースとかホワイトソースの奴とか、スパイス感のない、りんごと蜂蜜のお子様大好きカレーとか、後は、コロッケも、ジャガイモとコーンで作ったクリーム味の奴とか、ケチャップライスのオムライスとかか?」
「!!!あああ、成る程・・・」
デントの作る奴は、お店に出しても恥ずかしくない物が多く、シェフの作った何々とか、題名付きそうな料理が多い中、大してタケシ場合は、家庭的な、お母さんの味付けが基本だ

大きい元のサトシなら、ガッガッ食べる物も、今のちぃたいサトシならお子様舌になっているからデントの作る料理は、食べられない食べたくない物が多いのだ

「たけの、まま、いっちょ」
「おお、嬉しい! そうか、ありがとう〜、サトシ」
「あい」
「はい?」
デントは、キョトンとする
「俺の奴は、サトシのママさんと同じ味なんだと」
「!! 成る程!!」
その評価、称号は、家庭料理作る者には、正しく、三つ星シェフと同じくらいの鼻が高くなるくらいの気持ちになる殺し文句である
「ああ、僕はまだ、修行足りない、ポケモンソムリエにして、カフェのランチの一番人気だというのに、サトシの舌を満足させられないとは〜、修行せねば、料理というかサトシの舌を唸らせる物を作れるようにせねば!!」
「デン、デン」
「!? ん!?」
つんつんとデントと足を、ちぃたい人差し指が突く
(ああ、何それ可愛い・・・)
思わず、デレっとする周り
「デンのぷり、ちょこの、さと、すき」
「!? え? 何々!?」
「デントのプリンとホットチョコ好きなんだってさ」
「!! あああーーー、嬉しい、ありがとう〜、サトシ〜」
「やんの!」
「ええ!?」
嬉しい事を言ってくれたと思えば、思い切り抱き付くのを拒否されるのに、デントも、ジュンと同じく、_| ̄|○な気分になる

更新日:2017-12-03 22:29:39

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