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波乱の幕開け
ヒカリとノゾミは、気まずい雰囲気の中、コンテスト入りし控え室へと向かう
とそこには
「!? あれ!? サトシ!?」
「ポチャチャ!?」
「な、何してるの!?」
ヒカリとノゾミは、まさか、サトシが居るとは思わず
扉を開けた瞬間、すっトンきょんな声を出してしまう
「ん? まあ、コンテストに参加するためにな?」
「え!? サトシが、コンテストって・・・」
「むっ、遊び半分で出る気なの? あたしはそういうの嫌だけどな・・・」
ノゾミが、しかめっ面をし、サトシを見てくるのに
サトシは苦笑する
予想はしていたからだ
「遊びで出る気は無いよ、だって、失礼だろう? 真剣にあのフィールドに立つ奴に」
「「!」」
サトシは、モニターに映るフィールドを見た後、二人に視線を向ける
その瞳は真剣そのものだ
「出るからには全力だ、お前達にだって遅れはとらないよ、練習もしてきた」
「そ、」
「そ、っか・・・」
ヒカリとノゾミは、その瞳にドキッとしてしまう
「ふんっ、初挑戦の癖に随分とご立派なことを言いますのね?」
「! ウララ! そんな言い方は!」
「いや、初挑戦って訳じゃ無いんだよな・・・これが・・・」
「「「えぇ!?」」」
「ミクリカップに出てたじゃん、サトシって」
「!? ケンゴ!?」
「居たの!?」
「ちょ、ひどい・・・居ましたよ!? 影薄いけど、居ましたからね!? 俺も参加するの!! このコンテストに!!」
「そ、そうでしたの・・・」
「・・・」
自分の存在感の無さに、ケンゴは、落ち込みそうになる
「で、でも、そういえばミクリカップだけじゃなくて、サトシ、エイパムと出た事有ったわね?」
「あ! そういえばだね・・・」
ヒカリとノゾミは今更思い出した
「でも、それから出てませんわよね?」
ウララは、思わず首をかしげる
「ああ、ノゾミに釘を刺されたから、本当は、俺も出る気無かったんだけど・・・そうも行かなくてな・・・悪いな、というかコンテストに出るの実は、シンオウが初めてじゃ無い」
「「「「は!?」」」」
初耳だ、そんな事は
「ホウエンの旅中にも実は、コンテストに出てるんだよ、だから、これとかエイパムの時初めてするって訳じゃないんだ、と、着替えないとな? コンテストに出るってんなら」
「! と、そうだった、って、サトシ衣装あるの??」
「ここ、貸し出しじゃないよ?」
「ああ、それなら、ママがな送ってくれてるらしいな・・・」
「ん? って、ママさんは出ること知ってるって事?」
「そういう事だな・・・まあ、着替えてくるよ、ピカチュウ行くぞ」
「! ピカ!」
サトシは奥の部屋に、ピカチュウと一緒に入っていく背を見送る
とそこには
「!? あれ!? サトシ!?」
「ポチャチャ!?」
「な、何してるの!?」
ヒカリとノゾミは、まさか、サトシが居るとは思わず
扉を開けた瞬間、すっトンきょんな声を出してしまう
「ん? まあ、コンテストに参加するためにな?」
「え!? サトシが、コンテストって・・・」
「むっ、遊び半分で出る気なの? あたしはそういうの嫌だけどな・・・」
ノゾミが、しかめっ面をし、サトシを見てくるのに
サトシは苦笑する
予想はしていたからだ
「遊びで出る気は無いよ、だって、失礼だろう? 真剣にあのフィールドに立つ奴に」
「「!」」
サトシは、モニターに映るフィールドを見た後、二人に視線を向ける
その瞳は真剣そのものだ
「出るからには全力だ、お前達にだって遅れはとらないよ、練習もしてきた」
「そ、」
「そ、っか・・・」
ヒカリとノゾミは、その瞳にドキッとしてしまう
「ふんっ、初挑戦の癖に随分とご立派なことを言いますのね?」
「! ウララ! そんな言い方は!」
「いや、初挑戦って訳じゃ無いんだよな・・・これが・・・」
「「「えぇ!?」」」
「ミクリカップに出てたじゃん、サトシって」
「!? ケンゴ!?」
「居たの!?」
「ちょ、ひどい・・・居ましたよ!? 影薄いけど、居ましたからね!? 俺も参加するの!! このコンテストに!!」
「そ、そうでしたの・・・」
「・・・」
自分の存在感の無さに、ケンゴは、落ち込みそうになる
「で、でも、そういえばミクリカップだけじゃなくて、サトシ、エイパムと出た事有ったわね?」
「あ! そういえばだね・・・」
ヒカリとノゾミは今更思い出した
「でも、それから出てませんわよね?」
ウララは、思わず首をかしげる
「ああ、ノゾミに釘を刺されたから、本当は、俺も出る気無かったんだけど・・・そうも行かなくてな・・・悪いな、というかコンテストに出るの実は、シンオウが初めてじゃ無い」
「「「「は!?」」」」
初耳だ、そんな事は
「ホウエンの旅中にも実は、コンテストに出てるんだよ、だから、これとかエイパムの時初めてするって訳じゃないんだ、と、着替えないとな? コンテストに出るってんなら」
「! と、そうだった、って、サトシ衣装あるの??」
「ここ、貸し出しじゃないよ?」
「ああ、それなら、ママがな送ってくれてるらしいな・・・」
「ん? って、ママさんは出ること知ってるって事?」
「そういう事だな・・・まあ、着替えてくるよ、ピカチュウ行くぞ」
「! ピカ!」
サトシは奥の部屋に、ピカチュウと一緒に入っていく背を見送る
更新日:2017-11-04 13:25:36