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3限界はないのだよ(萌えにはな)

「サ、サト、サトシ! お、降ろしてよ〜!」
「ん? おお、悪い」

ふんわりと備え付けのポケモンセンターのソファに、羽の様にまたもや降ろされる
「! サ、サトシって力持ち・・・」
「ポチャ・・・」
ぽけっと惚けつつヒカリはぽそりと呟くのに、ポッチャマも、思わず同意する
「!? ポッチャマ!! 私重くないもん!!」
「!? ポ、ポチャ、ポチャポチャポチャポチャ〜!!」
「そんなつもりも無いですって!? 普段から重いとか思ってるんでしょう!?」
「ポチャポチャポチャーー!!」
ぶんぶんと必死に首を振り、怒れるヒカリに、必死に言葉の綾だーーっと鳴く
「・・・っていうか」
「・・・」
「ん?」
「「・・・」」
ああ、元のサトシだ・・・間違いなく・・・あれは、幻だったのかと思うくらい、何時もの空気のサトシを見ては、ヒカリも、ポッチャマも、思わず首を傾げてしまう
「あ、あんなサトシ初めて見た・・・私・・・」
「ポチャ・・・」
「? どんな?」
「「・・・」」
む・い・し・き?
この野郎、何処まで天然なのか・・・
こっちとら、腰を抜かすほど、死にそうな程の恐怖を味わったというのに・・・なんというギャップな間抜けな顔で聞き返して来るのか・・・

思わずヒカリとポッチャマは、拍子抜けしてしまう

「も、もう!! 私怖かったんだから!! あ! いや、初めて見たんじゃないじゃない! 前に、ロケット団のせいで、森に落ちて迷子になっての時も、あれ見たのに・・・」
何故忘れるのだ、あんなに強烈なのに・・・
というか、控え室での際も、怖い顔見たのに・・・
コンテスト中も、ちらほらと見たというのに・・・

「ん?」
サトシを再び、見て・・・

「・・・! え? あ、あれ?」
あれが見られる際は、ヒカリが、危険になった時だ・・・
控え室の際の奴も、ママさんの事が原因だ
コンテスト中の奴は、ベイリーフが誰かを傷つけた際の奴は、叱っていただけだ

どれもこれも、怒りが爆発する条件は・・・

「「・・・」」
仲間の為、大切な人の為、ポケモンの為・・・
それ以外は、優しくてあったかい、いつものサトシだ

あれ〜?

(どうしよう、ポッチャマ、私顔がにやけるんだけど・・・)
(ポッチャ・・・)
全くだ・・・

サトシって・・・

(どうしよう・・・)
(・・・)

サトシが好きすぎて、私(おれ)、顔にやけるの辞められなくなりそうなんだけど・・・

「「「「「「「「・・・」」」」」」」」」
それな!!

ヒカリとポッチャマの言わんとする事が、ピカチュウ、シゲル、タケシ、シンジ、ジュン、ノゾミ、ウララ、ケンゴ、ハルキ、タク、ヒナには伝わり、サトシのポケモン達も、ほかのメンバーのポケモン達も含めて、サトシの周りの奴ら全員、にやけていたのをロケット団は、見ていて、思わず同意していたのだった

*鬼サトシの条件、仲間がピンチの場合発動すると、もれなく私がにやける(笑)

更新日:2017-12-19 17:20:48

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サトシとヒカリの出来事 シンオウ特別編リメイク