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「他に言いたいことあるなら言ってみろよ・・・」
「・・・ぶんぶんっ」
口を開くとあかん奴と本能が言って居た
ボールの中のマッスグマ他、トレーナーのポケモン達もまた、ここから逃げたくなって居た
ボールの中でちびりそうだ

「・・・文句があるのなら、トレーナーというのなら、バトルで決着着ければ、どうだ? 俺ともしてみればいいよな?」
「!? へ?」

マッスグマのトレーナーは・・・これまでの記憶、コンテスト中のあれこれが脳裏には走馬灯の様に蘇る・・・

目の前の鬼・・・無名のコーディネーターと自分が称した人物だ・・・
コンテスト中のバトルの数々・・・ノゾミやウララ、ミミロップやら、コロトックなどとのバトルも、勿論見て居た

「・・・」
いや、いやいやいやいや?

あのバトルをこの鬼とするとな・・・

「い、いや、あ、あは、ははは、あ、あたし、そ、その用事がね?」
「・・・一言忠告しとくけど」
「は、はい?」
「マッスグマ、あんまり、シャンプーで洗いすぎると、油分毛に足りなくなって、毛がパサついて来るから注意した方がいいと言っておく、ヒカリ行くぞ」
「!? ひえあ!?」
「ポチャ!?」

鬼・・・もとい、鬼からサトシへと戻ったらしく、座り込む、ヒカリとポッチャマをさっさっと抱き上げて、鬼サトシに全身を硬直させる相手を残し、スタスタとヒカリとポッチャマの体重など無いかのような足取りで、真っ直ぐと姿勢のいい背中を相手に向けると、そのまま、ポケモンセンターの奥へと行ってしまう

鬼の様な、気配は遠ざかり、冷たすぎる空気は、フッと消え去り

元の暖かいポケモンセンターへと戻った瞬間、マッスグマのトレーナーは、へたりと腰を抜かし、床に座り込んでしまう
「・・・」

呆然と青白い顔をし数時間、床に座り込んで居たのを、ジョーイさんとラッキー、ロケット団、コンテスタさん、スキゾーさんしか、知らない

そして、自業自得のマッスグマのトレーナーの少女を呆れた様に見ては、ラッキーが回収した事は、そこに居た者しか知らないのだった

*普段怒らなさそうな奴が激おこすると余計に心臓に悪い(笑)

更新日:2017-12-19 17:18:34

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サトシとヒカリの出来事 シンオウ特別編リメイク