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愛欲の館(2)
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落合聡美は今年大学を卒業して大手の銀行に就職したところです。26歳になる三輪翔太に誘われドライブにいった帰り、宝塚の高級マンション、12階に着いたのは、もう午後九時過ぎでした。その日は金曜日の夜でしたから、二泊三日、翔太の仲間健介と聖也とともに、そのままマンションでセックス三昧、からだを許してしまったのでした。それから二週間後の金曜日、聡美は呼び出され、ふたたびマンションへとやってきたのでした。
「だから、もう、聡美は、俺たちの仲間なんだからさぁ」
「いや、いやですよぉ、そんなの、いやです」
翔太たちがいうのは、土曜日昼間ショーを開催する、その実演モデルに、聡美を起用する、というものです。リビングの向こうに八畳二間の洋室があり、ひと部屋は実演場、ひと部屋は畳一枚分の檻と鑑賞するスペース。檻には出演する聡美が待機させられていて、五人の客たちに晒され、そのあと実演場で、ショーが行われるという筋書きです。聡美が、拒否するのもあたりまえです。勤め先の銀行に知れたら、どうしよう。それよりも、銀行を辞めないといけないかも知れない。大学を卒業して半年、ようやく仕事に慣れてきたところなのに、どうしたらいいのか、聡美は迷います。
「今夜は、俺たちと、やるんだ、いいな」
翔太が聡美を抱く。セックスをする。健介が聡美を抱く。セックスをする。聖也が聡美を抱く。セックスをする。男三人が順番に女聡美を抱いて欲望を満たすというのです。
「ああん、こんなとこに、いれるなんて」
黒いスーツとスカート姿のOLスタイル聡美は、裸にされ、檻のなかへ、入れられます。リビングルームから、健介と聖也に挟まれ、鑑賞部屋へと連れ込まれます。
「さあ、だから、その、服を、脱いでしまえ」
「ええっ、そんなことぉ、できません、できませんよぉ」
「ほんなら、俺たちが、脱がすことに、なるんだぜ」
健介が、聡美をなだめるような口調でいいます。聡美は、うつむいたまま、ぐっとこらえてる感じです。聖也が聡美を後ろから羽交い絞め、健介が前から、聡美のスカートをめくりあげてしまうのです。
落合聡美は今年大学を卒業して大手の銀行に就職したところです。26歳になる三輪翔太に誘われドライブにいった帰り、宝塚の高級マンション、12階に着いたのは、もう午後九時過ぎでした。その日は金曜日の夜でしたから、二泊三日、翔太の仲間健介と聖也とともに、そのままマンションでセックス三昧、からだを許してしまったのでした。それから二週間後の金曜日、聡美は呼び出され、ふたたびマンションへとやってきたのでした。
「だから、もう、聡美は、俺たちの仲間なんだからさぁ」
「いや、いやですよぉ、そんなの、いやです」
翔太たちがいうのは、土曜日昼間ショーを開催する、その実演モデルに、聡美を起用する、というものです。リビングの向こうに八畳二間の洋室があり、ひと部屋は実演場、ひと部屋は畳一枚分の檻と鑑賞するスペース。檻には出演する聡美が待機させられていて、五人の客たちに晒され、そのあと実演場で、ショーが行われるという筋書きです。聡美が、拒否するのもあたりまえです。勤め先の銀行に知れたら、どうしよう。それよりも、銀行を辞めないといけないかも知れない。大学を卒業して半年、ようやく仕事に慣れてきたところなのに、どうしたらいいのか、聡美は迷います。
「今夜は、俺たちと、やるんだ、いいな」
翔太が聡美を抱く。セックスをする。健介が聡美を抱く。セックスをする。聖也が聡美を抱く。セックスをする。男三人が順番に女聡美を抱いて欲望を満たすというのです。
「ああん、こんなとこに、いれるなんて」
黒いスーツとスカート姿のOLスタイル聡美は、裸にされ、檻のなかへ、入れられます。リビングルームから、健介と聖也に挟まれ、鑑賞部屋へと連れ込まれます。
「さあ、だから、その、服を、脱いでしまえ」
「ええっ、そんなことぉ、できません、できませんよぉ」
「ほんなら、俺たちが、脱がすことに、なるんだぜ」
健介が、聡美をなだめるような口調でいいます。聡美は、うつむいたまま、ぐっとこらえてる感じです。聖也が聡美を後ろから羽交い絞め、健介が前から、聡美のスカートをめくりあげてしまうのです。
更新日:2017-12-14 07:06:03