官能小説

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聡美のからだは、高さ70㎝の花台丸椅子にお尻を置き、肘と膝が1メートル棍棒にひろげて括られた格好です。後ろから健介が、聡美のからだを支えます。口にはショーツの布を咬まされ唇を割って横紐でくくられた猿轡です。犯されている聡美。聖也が、ぶすぶす、聡美の肩に左手おいて、右手でおっぱいまさぐりながら、腰を前へ後ろへ、です。勃起させたおチンポを、聡美のオメコに挿しこんでいるんです。
「おおっ、ええわぁ、聡美ちゃん、めった、ええわぁ、ああっ」
「うううっ、ぐぅううっ、うう、うう、ううっ」
<ああ、やめて、やめて、やめてくださいぃ、いいっ>
猿轡を咬まされているからはっきりした声にはならない聡美。こころのなかでやめてほしいと訴えます。涙がこぼれてくる聡美を見て、聖也はますます、可愛がってやろうという気持ちを抱くんです。
「おおっ、ええんやろ、うれしいんやろ、おまえ、ドMなんやろ!」
ぶすぶす、挿して、抜いて、挿して、抜いて、スピードがあがって、そのまま射精する寸前にまできた聖也。いったん抜いてスキンをかぶせ、そのまま突入、ぶすぶすぶすぶす。
「ううっ、ああっ、うううっ、でる、でる、ううううっ」
聖也の痙攣、顔が歪んで、射精がはじまったのです。聡美は、もう、なにがなんだかわからない。何が起こっているのか分からない。ただただ苦しい、苦しいです。迫ってくる苦しさが、からだがとろけていく感じ。お小水を飛ばしてしまって、そのまま気を失ってしまったのです。
「ふふふふ、聡美、ええ玉やぜ、まだまだいけるぜ」
「可愛い顔して、上玉だぜ、売れるぜ、こいつ」
気絶した聡美のからだを自由にし、床に敷いたマットに寝かせながら、翔太と健介が話を交わしているんです。

聡美に気が戻ってきたのは、それから30分がすぎていました。男三人に隣の部屋、檻のなかで目が覚めたのです。全裸です。首に巻かれた赤い首輪からは2mの赤いロープが、檻の棒に括られているのでした。マットが敷かれ、おまる便器が置かれているだけの畳一枚分の広さです。檻には水のペットボトルが入れられていて、食べものはありません。檻から見て正面は全面がカーテンです。右にはドア、左に窓がありますが、遮光カーテンで閉じられているので、照明が消されたこの部屋は薄暗いです。
<ああ、わたし、どないしたんやろ、誘拐されたんだ、きっとそうだわ>
ぼんやりだけど、気がついた聡美の脳裏に、そんな言葉が浮かんで、消えていくのです。怖い、聡美の率直な気持ちです。殺されるかも知れない、そういう思いがわいてくると、急に心細くなってきて、失望のなかに落とされた感覚です。
<裸だわ、わたし、ああ、喉が渇いてる、この水を飲めばいいのかしら>
正座しているのも足がしびれるから、横流しのおんな座り、でも、つらいから、足を組む、なかばあぐら座りになってしまう聡美。
「気がついたかい、聡美」
スピーカーからの声です。聡美は、ハッと気がつき、あらためて、檻の中にいることを知ります。
「そこは聡美のプライベートルームだよ、しばらくしたら、迎えにいくからね」
顔が見えなくて、スピーカーから流れ出てくる声だけが聞こえてきます。そうしているうちに、正面のカーテンが左右に開いてきます。電動仕掛けでカーテンが開く、まるでミニシアターのようです。カーテンが開くと、そこはガラスになっていて、その向こうに部屋があるのがわかった聡美。向こうの部屋が先に責められた場所であるのが、わかったのです。ガラスの向こうに翔太が、木でできた背もたれ十字の椅子に座っていて、こちらを見ているのがわかります。
「ここからは、檻の中の聡美が見えるんだ、モニターを通してだけど、ね」
檻の中を映すカメラに、聡美は気がつきます。右と左と上、三か所にカメラがつけられていて、翔太がいる部屋につながっているのです。

更新日:2017-12-03 05:50:42

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