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鹿島健太(2)

結局、洋輔の話はそこで終わり、その後は毛がどれくらい生えたとか、パンツをトランクスにするかとか、たわいもない話題になった。

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健太は、この話を聞いてずっと考えていたことがあった。

「ちんこがでかくなって、気持ちいいんだぜ」

確かに、健太のペニスは時々大きくなることがあった。最近は、朝に目覚めるとよくそうなっていた。

そんなペニスを触ってみることもあった。そして確かに、変な気分になった。いけないことのような気はしていたが、もっと味わいたいような気もしていた。

また、洋輔の言っていた「輪っかをつくって、こする」。考えてみれば、今まではただ何となく触ってみるだけだった。洋輔の兄のようにしてみたらどんな感じがするんだろう。

そしてもう1つ、「精子」だ。健太はまだ精通していなかった。夢精もしたことがない。少し怖い感じもするが、精子を出して大人に近づくのは魅力的だと思えた。

こんなことを1日中考え、出した結論は、

「今日、家に帰って試してみよう」

だった。ちょうど、今日は母親が町内旅行で出かけていて、父親も晩御飯の時間まで帰ってこない。どうせなら、誰もいないときにゆっくり「ちんこいじり」してみよう。

ホームルームの頃にはこの計画で頭がいっぱいになっていた。それで、学校が終わるや否や一目散に駆け出したのだ。

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家に着くと、まず玄関に鍵をかけた。いつもならかけるのを忘れて母親に怒られるところだが、今日は念入りに、閉まっていることを確認もした。

階段を駆け上がり、2階の自分の部屋にカバンを置くと、まずは手を洗った。ついでにうがいもした。

部屋に戻ると、一度深呼吸をした。ドキドキが抑えきれないくらいになっていたからだ。そして、服を脱ぎ始めた。

シャツとズボンを脱いだところで、ガサッ、ストンと音がして、健太は飛び上がった。恐る恐る外を見ると、新聞を積んだ自転車が通り過ぎるところだった。

「なんだ、新聞配達か。」

ドキドキがさらに高まっていた。

ついにシャツも脱ぎ、パンツ1枚になった。中学校に上がり、買ってもらったトランクスが、今日は何だかすごくエッチに見えた。

「さて、と。」

健太はゆっくりとトランクスを脱ぎ、ペニスに触ってみた。半立ちくらいになっていたそれは、だんだんと大きくなり、最後には斜め上を向いた。握ってみると、固く熱くなっていた。

健太のペニスは、中学1年生の割には大きめで、勃起すると少し亀頭が見えていた。ズボンとパンツの中で蒸れたのか、独特の匂いを放っている。

健太は、揉むようにしてやさしくペニスを触ってみた。
何か変な気分だ。やっぱり、これが気持ちいいってことなのかな。

そして、ついに右手の親指と人差し指で輪っかをつくりながらペニスを握った。

更新日:2017-09-30 18:56:51

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