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鹿島健太

「それじゃ、今日はここまで。気をつけて帰るように。」

担任がそう告げると、健太はカバンを掴み、一目散に教室を飛び出した。

「健太、もう帰るのー?」

廊下側の窓から友人たちが声をかける。健太はダッシュの格好のまま、足を止めて答えた。

「今日ちょっと早く帰んなきゃなんだ。また明日な。」

そう言うとすぐさま駆け出した。すでにホームルームが終わっている1組の生徒たちをうまくかわし、下駄箱に向かう。急いで上履きを脱ぎ、スニーカーに履き替え、また駆け出す。2組の生徒が何人か下駄箱に来る頃には、健太はもう校門を後にしていた。

走りながら、健太は朝の友人との会話を思い出していた。

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「おはよ、健太。」

そう後ろから話しかけてきたのは別のクラスの洋輔。健太の小学校時代からの友人で、朝の部活動が無い日は大体一緒に登校していた。

「おす、洋輔。」

挨拶を返しながら、健太は洋輔の顔がにやけていることに気づいた。何か聞いてほしそうなことがあるとき、決まって洋輔はこの顔をするのだ。

「何だよ洋輔、その顔。」

「あ、分かる?実はさ、昨日、見ちゃったんだよね。」

「何をだよ。」

「兄ちゃんが、あれを、しこるとこ。」

しこってる?何だろうか。洋輔の顔から察するに、何かやらしいことのようだ。

そんな健太の考えを表情から読み取ったのか、洋輔が驚いたような顔で続けた。

「何だよ、知らないのかよ。あれだよ、ちんこを、ほら、いじることだよ。」

洋輔は言いながら少し顔を赤らめていた。

「保健の授業でやったじゃん。精子を出すんだよ。」

ああ、そのことか、と健太は思った。確かに、大人になるとちんこから精子という白い液体が出る、というのは聞いたことがある。

洋輔は興奮したまましゃべり続けた。

「兄ちゃんのちんこ、でかくなってさ、すごかったぜ。」

洋輔には高校生の兄がいる。聞けば、風呂場で兄がその「ちんこいじり」をしているところに何も知らない洋輔が乱入してしまい、そのまま見せてくれたそうだ。

「こう、手で輪っかを作ってこするんだよ。で、びゅっと、さ。出たんだ、精子。」

洋輔は親指と人差し指を合わせて輪をつくり、上下に動かしてみせた。

「しこるって言うらしいぜ。すげー気持ちいいんだって。」

更新日:2017-09-30 18:02:45

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