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続編

さくさくと洞窟を進む
「な? サトシの初心者用のポケモンって、フシギダネなのか?」
サトシの前をとてとてと歩く、淡いフラッシュをしているフシギダネの後ろ姿を見てジュンが首を傾げる
「いや、ピカチュウだ・・・って、前にも言っただろう」
「や〜、聞いたけど、でも、お前のポケモンで、フシギダネの他にも、ベイリーフ、マグマラシ、ワニノコ、ジュカイン、ドダイトス、ゴウカザル居るよな?」
「ああ、居るぞ」
「ピカ」
「・・・よく考えると凄い話だな」
シュウも、目を丸くする
「だよね! サトシのポケモンって珍しいの多いよね!? 僕も思ってたんだよ! 初心者用のポケモンなら、大抵は一体が殆どなのに、サトシって初心者用のポケモン何体もいるんだよね! 僕も最初、ピカチュウがサトシの最初のポケモンって聞いた時驚いたし」
マサトが、同意する
「サトシは、後、リザードンとゼニガメが居るよ」
シゲルが、後残りの2匹の存在をあげる
「!? マジかよ!? ってスズラン大会に出さなかったよな?」
居るのなら、スズラン大会に出してもいいものだがとケンゴが、首を傾げていた
「リザードンとゼニガメは、それぞれ修行してるんだよ、リザードンは、リザフィックバレー、ゼニガメは、ゼニガメ団っていうゼニガメ消防団で、ジュンサーさんの手伝いしつつな、因みに、ゼニガメは、コンテストに出してるんだ、フシギダネと一緒にな?」
「ダネ!」
「ああ、そういえばだね? ゼニガメは、僕も見たことあったよ」
シュウも、ゼニガメは知って居る
「私知らなかったわ〜、サトシって、本当ポケモンの遭遇率良いわよね? サトシといると珍しいってポケモンと会う確率高いのよ」
「ポチャ〜」
「そうそう、サトシと旅してると多彩な種類と個性的なポケモンによく会うって思うの分かるかも! 私だけだと、トラブルとかそういうポケモンに出会うとか全然無いのよね?」
「僕も、だから暇なんだよね〜、家にいて本を読むだけとか、パパのバトル見てるだけとか・・・サトシと旅してた時あんなに楽しかったのに〜」
「マサトが、ポケモン持てるようになったら、その時は、旅してもいいかもな?」
「! うん! 約束ね?」
「ああ、分かった」
「えへへ〜」
ぶー垂れた顔は一変して、嬉しそうな顔になるマサトに、シゲル達は微笑ましそうにしていた

「サトシの初心者用のポケモンで後いないのは、アチャモとミズゴロウ、それに、ポッチャマね、ここまで来ると揃えて欲しいわね〜、その内、ゲットしそうよね? サトシなら」
「だな、サトシのイーブイ達も、俺達が知らない間にゲットしてたしな?」
「そうそう! シャワーズゲットしてたのずるいって思ったもん! あたしがゲットしたかったわよ!! サトシのメロメロボディの威力、あたしも欲しい、頂戴よ!」
「って、そこまででは、無いだろう・・・」
「そこまでだよ、だって、サトシって小さい時からポケモンと居るじゃない」
「!? 本当それ!? 何歳の時の話なの?」
シゲルとのやりとりに、ノゾミは目を丸くする
他も同様に、カスミ達も、知らない話である
「ん? ん〜と、そうだな・・・3歳の頃には、マサラの森に出入りしてたか?」
「「「「「「「「!?」」」」」」」」
なんですと!?
シゲル以外の全員、ギョッとしてしまう
「あっ、でも、ママが言うには赤ちゃんの頃からって言ってたけか? キャタピーとかビードルとか、オニスズメとかよく来てたって」
「マジ!? 嘘だろう!? 流石に・・・」
ジュンが、思わず大声をあげた
「!? バカジュン、大声出すと・・・」

更新日:2017-09-24 16:55:01

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