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続々続々編

サトシのポケモンホイホイで、盛り上がる、サトシとタケシ、カスミ、ハルカ、マサト、ヒカリ

それに乗る事が出来ないでいるシゲル、シンジ、ヒロシ、ジュン、シュウ、ノゾミ、ケンゴは、もやもやするも

「サトシのポケモンホイホイっぷりがすげー事はわかったっての、それにしても、シゲルもだけど、タケシも、カスミも、ハルカも、マサトも、ヒカリも、サトシ好きだよな〜」
「「「「「「勿論!」」」」」」」
(((まあ、あたし(私)は、違う意味もあるけどね〜)))
きっぱりと言い切るタケシ達に、サトシこそ目をまん丸くしていた
「って、何その反応?」
「い、いや、改めて言われると照れると言うか・・・タケシ達も、物好きだな、俺変なのに」
「? 変?」
「何処が? サトシは、変じゃないわよ?」
「ポチャ」
「いや、だって、ポケモンと喋るの変だろう?」
「なんでさ! 全然変じゃないもんね、僕はむしろ羨ましいよ!」
「!?」
マサトが、力強く断言するのに、タケシ達も同意していた
「そうそう、憧れこそあるけどね?」
「うん、変じゃないわ、私はそこもサトシの良いところだって思うもの」
「うんうん、大丈夫大丈夫、ね? ピカチュウ、フシギダネ、イーブイ、ムウマ、ポッチャマ?」
「ピカ〜」
「ダネ〜」
「イブ〜」
「ムウ〜」
「ポチャ〜」
「・・・そっか、サンキュー」
「「「「「「「どういたしまして〜」」」」」」」
ふんわりと笑うサトシに、釣られてタケシ達も柔らかく笑う

「「「「「「「「・・・」」」」」」」」
サトシ達の絆の深さは、シゲルやピカチュウ達と張れる
長い旅の間出来た物は、何者にも覆す事も出来ないくらい硬い物だ

「なんか、僕羨ましくなるよ」
「? え? ヒロシ??」
「僕も、サトシみたいな旅してみたくなるね、サトシとも旅したら面白そうだし、僕も、サトシの特技変って思った事ないからね?」
「!? ヒロシも変わってるからだろう? それは」
「侵害だな、変わってなんかないよ、僕だってポケモンが好きなんだよ? 言葉が分かったらいいなって憧れる気持ち、その気持ちを具現化したような存在じゃない? サトシってさ?」
「!?」
サトシは、さっきよりも目をまん丸くさせていた
「ん、確かにな〜、俺も、サトシの特技ってすげーなとしか思った事ねぇな」
「俺もだな、変かって聞かれるとそうか?って感じかな?」
ジュンとケンゴも、サトシの個性と捉えている
「うん、あたしもサトシの特技は、変って思わないかな? むしろ不思議だな〜って、サトシは、その特技いつからそうなったか分かんないんだよね?」
「え!? ああ、まあな・・・」
「幼い子供って言うのは、不思議な能力があったりするらしいし、昔は霊感あるとか、不思議な体験するとかさ?」
シュウが、例を挙げている
「・・・サトシは、霊感あるよ・・・」
「「「「「「「「!?」」」」」」」」」
全員、シゲルを振り返ると青い顔をしていた
「へ? 俺別に霊感は・・・」
「嘘だね、だって前にトキワの森で肝試ししたら・・・」

更新日:2017-10-10 17:13:53

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