官能小説

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コンコンコン……

「え、あ、入ってますっ!!」

「あら香織?部屋にいないと思ったらトイレに行ってたの。お母さん、トイレ入りたいんだけど、まだかかりそう?」

トイレのドア越しに母が話しかけてくる。どうやら母が起きる時間になるまでトイレにこもっていたようだ。

「ううん、もう大丈夫。今出るね。」

本当はもっと息んでいたいのだが母の迷惑になるわけにもいかない。
香織が早起きしたのは母親が起きる前に出し切ろう という理由からだった。
最もその考えもむなしく香織はひとかけらも大便を出すことはできなかったのだが。

ごぼじゃぁぁぁぁぁぁぁ…

香織はトイレのレバーを倒し水を流す。
流れたのはわずかな尿とそれを拭くために使ったトイレットペーパーだけだった。

(どうすれば、出るんだろう…)

香織は母親を心配させないために涙をぬぐう。
香織は沈んだ表情のままパンツとズボンを履きトイレのドアを開けて外に出た。

「ごめんね、お母さん。」

そのまま母親の脇を通り抜けようとするが、不意に母親が声をかける。

「…香織、もしかして、またおなか痛いの?」

「えっ…!?そ、そんなことないよ、さっきもちゃんと出たし…」
母親の核心を突く質問に思わず嘘を言ってしまう。

「でも香織、子供のころから便秘がちだったし、お母さん心配で…」

香織が便秘なのは付き合いの長い母親も知っていた。
だが香織は恥ずかしさと母親に心配をかけたくないという思いから思わず嘘をついてしまった。

「だ、だいじょうぶだよ!最近はお通じいいから…」
明確な嘘だった。むしろ今の香織のお通じは今までで一番悪かった。

「…そう?ならいいけど…朝ごはん、用意してるから、早く食べちゃいなさい。」
「うん、わかった。」

香織はそういうと居間へと向かっていった。
そんな香織を母親は心配した表情で見つめていた。


今日の朝食はシリアルフードだった。香織は牛乳をかけてシリアルフードを平らげる。
牛乳を飲めばもしかしたら大便が出るかもしれない。そう香織は期待していた。
食事を終え、歯磨きの後香織は部屋に戻り制服に着替える。
そしてベージュのコートを身に着け、学生カバンを持ち家を出た。

「お母さん、行ってきます。」
「いってらっしゃい、気を付けてね。」

更新日:2018-07-25 20:31:22

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