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春のゆめ。

はらはら。はらはら。


ピンクの花びらが舞う。


俺の肩に引き寄せられるように落ちてきた花びらをつまむ。


やわらかで優しい感触。


綺麗ではかない色合い。


なめらかな肌。


薄く色づく花びらは、甘美な味。


花びらにそっと口づけると、かすかにふるえた。


・・・ああ。


風が、吹き抜けたんだ。


一方通行の口づけに、気が付く。


春。


心地よく、夢の世界に誘う。


そして・・・。


夢ではない、と思い出させるんだ。


遠き異国でも桜が咲くと言う。


お前もこの花を見上げているだろうか。


それとも。


これは夢ではなく、お前の化身なのだろうか。


地面が見えないほど降り積もった花びらに、顔をうずめる。


むせかえる香り。


優しく、柔らかく俺を包み込む感触は。


やはり、お前がここにいる。


と、確信させる。


春の夢。


俺をさらってゆくなら、ゆけばいい。




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さくら。


なんとなく思いつくままに言葉をつむいでみました。


抽象的でごめんなさい。


こういう世界観が好きなの(笑)

更新日:2017-07-11 21:23:07

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それでも、大まおが一番!その3(2017)