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蔵馬盗賊団
━━━とある日の夜
紅葉「蔵馬かい?」
貴族の屋敷の上の屋根で一人で居た紅葉の元に蔵馬が現れた
紅葉「あんた…狐火が出なくなって大丈夫なのかい?」
蔵馬「蔵鬼矢が植物の武器化を教えてくれたからな…大丈夫だ」
紅葉「そうかい…」
蔵鬼矢…今は亡き頭領の名に紅葉の眼が翳りを見せた
蔵馬は、それを察したが蔵鬼矢の話題には触れず紅葉に話し掛けた
蔵馬「紅葉はすごいな…昼間は都で貴族の姫を装い人間達から焦がれられているのに、夜になれば盗賊の首領を務めているんだからな」
紅葉「蔵鬼矢様から、何度もお叱りを受けたものだよぉ 盗賊などやめろとね…」
紅葉は笑んで言う
蔵馬「なら…今度はオレも蔵鬼矢から叱られるかもな…」
紅葉「え?」
黒鵺「じゃーん!黒鵺参上」
黄泉「オレもいるぜ!」
蔵馬「紅葉、実はオレ達、盗賊団を組んだんだ」
紅葉「本気かい?」
黒鵺「本気も本気!蔵馬が頭領で」
黄泉「オレが副将だ」
紅葉は呆気にとられて言葉も出なかった
蔵馬「-という事だ、紅葉 オレ達3人はもう鬼の里・蔵鬼矢邸には来ない 魔界で好き勝手させてもらう」
黄泉「紅葉、新しい鬼族の頭領が出来たら、また教えてくれよな?」
黒鵺「じゃあな、紅葉 オレ達、魔界で名をあげて紅葉より有名になるからよ あ、たま~に人間界にも来るから、そん時はよろしくな」
紅葉「ちょ…待って、魔界で盗賊になって、一体どうするつもりだい?」
蔵馬「国が欲しいのさ…今、魔界は特定の魔王も無く混沌としているだろう?魔界の王になって自国を建国する 雷禅と軀に対向する勢力になってみせる」
紅葉がニッと笑んだ
「へぇ…いいねぇ、あんたら3人が手を組んだら最強さ いいよ、応援してあげる」
━━━この日以降、蔵馬は盗賊団の頭領となって魔界で暗躍する事となる
(続く)
紅葉「蔵馬かい?」
貴族の屋敷の上の屋根で一人で居た紅葉の元に蔵馬が現れた
紅葉「あんた…狐火が出なくなって大丈夫なのかい?」
蔵馬「蔵鬼矢が植物の武器化を教えてくれたからな…大丈夫だ」
紅葉「そうかい…」
蔵鬼矢…今は亡き頭領の名に紅葉の眼が翳りを見せた
蔵馬は、それを察したが蔵鬼矢の話題には触れず紅葉に話し掛けた
蔵馬「紅葉はすごいな…昼間は都で貴族の姫を装い人間達から焦がれられているのに、夜になれば盗賊の首領を務めているんだからな」
紅葉「蔵鬼矢様から、何度もお叱りを受けたものだよぉ 盗賊などやめろとね…」
紅葉は笑んで言う
蔵馬「なら…今度はオレも蔵鬼矢から叱られるかもな…」
紅葉「え?」
黒鵺「じゃーん!黒鵺参上」
黄泉「オレもいるぜ!」
蔵馬「紅葉、実はオレ達、盗賊団を組んだんだ」
紅葉「本気かい?」
黒鵺「本気も本気!蔵馬が頭領で」
黄泉「オレが副将だ」
紅葉は呆気にとられて言葉も出なかった
蔵馬「-という事だ、紅葉 オレ達3人はもう鬼の里・蔵鬼矢邸には来ない 魔界で好き勝手させてもらう」
黄泉「紅葉、新しい鬼族の頭領が出来たら、また教えてくれよな?」
黒鵺「じゃあな、紅葉 オレ達、魔界で名をあげて紅葉より有名になるからよ あ、たま~に人間界にも来るから、そん時はよろしくな」
紅葉「ちょ…待って、魔界で盗賊になって、一体どうするつもりだい?」
蔵馬「国が欲しいのさ…今、魔界は特定の魔王も無く混沌としているだろう?魔界の王になって自国を建国する 雷禅と軀に対向する勢力になってみせる」
紅葉がニッと笑んだ
「へぇ…いいねぇ、あんたら3人が手を組んだら最強さ いいよ、応援してあげる」
━━━この日以降、蔵馬は盗賊団の頭領となって魔界で暗躍する事となる
(続く)
更新日:2019-06-16 18:12:51