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春雨

「心編んだセーター 渡すこともできず」

   この詩から入る歌
誰かにいつだったか言われたような


「繰り返す声が今も谺のように心の中で廻り続ける」

     

これも言われたきがする
その誰かに

「あの人を変えた都会 すべて憎いわ
灯りを消して壁にもたれ木枯らしは愛を枯らす
せめて もう少しだけ知らずにいたかった
春の雨に 頬を濡らし涙を隠したいから」 
  
      

確かに言われた
誰かに言われた


「遠く離れた事がいけなかったの
それとも 夢が私を捨てたの
もう誰も 私 見ないでほしい
二度と会わないわ いつかこの街に帰って来ても
電話に度に サヨナラ 言ったに
どうして最後は黙っていたの悲しすぎるわ」

  君に言われた
    この言葉 忘れない
      「どうして最後は黙っていたの悲しすぎるわ」





更新日:2017-05-17 00:59:02

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