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間章 小野村先生の解説講座「学生戦争 その2」



「やあ皆!今日も本編の内容の解説をしていくぞ!司会は仮リーダーの小野村です!」


「生徒役の、『旗持ち』如月鏡花です!」


「今回は前回の続きで、学生戦争についてだ。学生戦争と練習試合では勝敗の条件が違うというところまでは説明したな?」


「はい!今回は、学生戦争の勝利条件についてです!」


「よし!まず学生戦争で最も重要とされるのが『旗持ち』だ。彼らが持つカケラこそがこの戦争の要だからな。そしてカケラを奪い合うのが学生戦争。つまり学生戦争での勝利条件は相手のチームの『旗持ち』からカケラを回収すること、になる」


「先生!回収ってどうするんですか?」


「いい質問だ!『旗持ち』は旗を破壊されると戦闘不能とみなされて転送させられる。この戦争では全員そうだが、戦闘不能者は強制的に外に送られるんだ。もちろん無傷でな。だが、『旗持ち』は転送される際にカケラを強制的に摘出されるんだ。旗に残る魔力としてな」


「つまり、その旗の残骸を回収すればいいんですか?」


「回収し、尚且つ自分のチームの『旗持ち』に届ければ、勝利だな。まあ『旗持ち』を失った時点でほぼ負け確定だから、練習試合はかなり似たような勝敗条件な訳だ」


「先生!それだと、両方の『旗持ち』が戦闘不能になった場合、どうすればいいんでしょうか?」


「その時は、両陣営の魔法使いが臨時で『旗持ち』に任命される。任命権はチームのリーダーにあるぞ。ただし『領域展開』は行えないから注意だ。まあ、禁止されてるんじゃなくて実質不可能ってだけだから、例外もあるだろうけどな」


「どうして不可能なんですか?」


「『旗持ち』はカケラと同調することが出来る体質の持ち主なんだ。そのお陰で『領域展開』のような大魔法を行使できるんだから、この体質が如何に稀有かがよくわかると思う。同じようなルールに、『旗持ち』の『領域展開』以外の魔法の使用の不可ってのがあるんだが、これも同じく実質不可能で例外はある。この場合、大魔法を行使しつつ他に魔法も起動するなんて芸当ができる奴がほぼいないとされるからだな。話が逸れたが、要は『旗持ち』はそれくらい大切な人員なんだってことを覚えておいてくれ」


「はい!よくわかりました!それでは先生、次の授業はなんですか?」


「ふむ、次は魔法使いと錬金術師について、にしよう!異論はないな?」


「はい!次回が楽しみです!」


「ではまた次回で〜」


「続けて本編をお楽しみください!」



「待てこら小野村ぁ!!私の出番!!」
「そそそれも次回で!!!!」
「逃げるなぁ!!!!」



更新日:2017-06-11 22:28:04

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