• 9 / 18 ページ

『趣味短編集5』

『眠り姫』
眠り姫の童話を現代風にアレンジしてみよう、と考えていたはずなのに
いつの間にか方向性が変わってました。
ロボ系は感情まったくなしも感情芽生えるやつも
感情ありそうなおしゃべりなのも好きです。
おしゃべりナビゲータ的なのかわいいですよね。
ピクミンのドルフィン初号機とか・・・。

『サビナ』
『アベル』と同じように自分好みの話に仕立て上げちゃったもの。
元ネタは暴君ネロとスポルス・サビナの話、というか史実。
歴史に詳しいわけではないので細かいことは間宮も知りませんが、
なんかこのあたりの話はときめくものがありそうな予感。

『惑星ムルメルティア』
壊れた宇宙船で流れ着いた星の話。
なんというか、あらすじはわりと好きな作家の影響が強い気がします。
もう少しだけ長くしたかったんですが、
最初に書き上げたやつがちょろっと1ページを超えており、
書き直した後も結構1ページギリギリで断念。
マーモに扱われながら、とっても名誉、と喜ぶ住人の姿は・・・
ううん、付け足したら付け足したで蛇足なのかも。
まあ、ともかくこうなったものはこうなったものです。

『枯れた草の記』
趣味短編第一弾『ゲイジュツシコウ』よりカスキュータ再登場。
けっこう気に入ってます、フィグとカスキュータ。
これももう少し長かったのをちょいちょい直して収めました。
枯れた草、というのはカスキュータの名前の元ネタの
ネナシカズラという全寄生植物が
宿主が枯れると自分も枯れてしまうところから。
あんまり表現できてませんが、とても仲良しなんですよ、この二人。

『水槽』
らくがきに使ってた水槽の子と包帯の子に話をつけたもの。
水槽の子は少女じゃなくて少年だったんですが、
水槽の人魚姫、みたいなの素敵かなあ、と性別変えました。
全然人魚じゃないけど。
いや、でも、うん。
しかしこの手の話を考えるの多い気がする。

読み返してみての補足。
少年が一度少女を抱き上げて運んでいるのに
その後の場面で「初めての抱擁」とあるのは
前者はお姫様抱っこ的なもの、
後者はしっかりと抱き寄せるようなものだからです。
要は「抱擁」は愛情込めて抱きしめることをさしてます。
とり方によっては初めてじゃねえだろって感じがしますね。
もっとまぎらわしくない表現やらなんやら考えなくちゃ。


趣味短編まとめる前に短編、とか書いてたはずなのに。
あらかた書いてありますが、最後のほうでまだ詰まってます。
実は『サビナ』と『枯れた草の記』は
ちょっとした都合でスマホで全部書いてから
もう一度手直しを兼ねてパソコンに打ち込んで移したんですが、
なぜか書いててテンションが異様なことになり恐ろしく時間がかかったので、
もっと長いやつを移すとどのくらいかかっちゃうのかわかりません。
というわけで短編はまだまだかかる可能性が高いです。
目標は二月中。
ちなみに、七話構成のオカルト短編集が大体準備完了しているので、
二月の中旬くらいに七夜連続で一話ずつ投稿する予定。
こっちは絶対確定です。

更新日:2018-02-01 09:17:16

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook