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小説

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二話 その名は……

 ここは始まりの街からすぐそばの草原
 そこに一匹のスライムがポンッ!とまるでシャンパンの栓を抜くような音を立ててポップした

「あ~……なんか面白可笑しイヤらしい……ご褒美のような夢だったな……」

 そう呟くとゴロンと寝返りを打つ半球体

「ん?……部屋に草が生えてる……これがホントの草生えるwwwってヤツか」

 どれどれ流石にフローリングから草が生えるような部屋は掃除の一つもせんとあかんな……と起き上がる(つもり)と視界に飛び込んで来たのはあたり一面に生える草!草!草!

「大草原かwww」

 どうやら夢から覚めた夢というものを見ているらしいと思い直し、再度プヨンと横になる

「しかし……風が妙にリアルだなぁ。匂いを感じる夢とか生々しいな」

 風、匂いと来たら、味覚の確認をしたくなるのが人間の好奇心と言う物だろう

 彼は地面に生えてる草をペチョンと体内に取り込むと

「ペッ!ペッ!スッゲー苦い!うげぇぇぇ」

 と慌ててピュッピュッと体内から吐き出した

「それにしてもめちゃくちゃリアルな夢だなぁ」

 そう呟く彼は横たわって身動き一つせず、黙って目が覚めるのを待つこと数十分

「こらぁぁぁ!いい加減動き出しなさいよ!このピザデブニート!」

 脳内に突然響いたロリロリでツンツンな声に驚き跳び上がる

更新日:2017-04-17 04:29:04

ツンロリ女神のご褒美~スライムになった俺が勇者を倒すまで~