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愛の戦士 スコールマン

アレス「まさか?お前、俺達を騙したのか?」
矢内「違うな、間違っているぞアレス。俺達が騙したのではない。お前たちが勝手に騙されたのだ。」
サチ「子供でももう少しましな屁理屈を言うわよ…。」
アレス「クソー!テメエ、とんだペテン師野郎じゃねぇか!俺達を騙しやがって!」
矢内「俺達が悪いのではなく騙されたお前達が悪いのだ。」
リリー「酷い…。全部嘘だったの?」
矢内「遠くから来たって事は本当だ。」
畑中「ハッハーww!そこだけじゃねぇか!本当の事は!」
ガリアス「なっ!貴様!貴族ではなかったのか!平民がよくも馴れ馴れしくしてくれたな!」
山田「平民と言うより矢内は愚民だな。」
矢内「黙れ、貧乏人!」
エリカ「アイツら、何を怒ってるんだろう?」

お前が俺の存在をばらしたからこうなったんだよ。

矢内「まあいい。こんな奴等はほっといて今日の宿を探すか。」
勇者「はい、賢者さま。」
矢内「あっ、そうだ。サチ、今日の晩飯はエリカと1つ目からおかずを1つ取っていいぞ。」
サチ「ええ、そうさせてもらうわ。」
アリマ君「キー!キー!(何で!僕は関係ないよ!)」
矢内「いいか、1つ目。エリカの飼い主はお前だろ。連帯責任だ。」
アリマ君「キー…(あんまりだ、僕はバレないように空高く飛んでいたのに…。)」
マナ「ま、魔物が!」
エリカ「アリマ君はあたしの友達だぞ。魔物とか言うなよ!」
矢内「エリカ、そんな奴等相手にするな。さあ、行くか!」
アレス「行かせる訳ないだろ!」

やはり、戦わないといけないか…。

更新日:2018-04-03 19:32:07

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