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第十六話






リョウは持っていたカバンから何かを探している。
「窒息死がいい??めった刺しがいい??選ぶ権利は君にある」


「さっき理由によってはって言ったよね?」と私。

「死にたくないの?」

「逝きたいよ?」

「なら問題なし」とリョウ。

「問題ありありだろ?成績優秀、スポーツ万能、それにイケメンで・・・・」

「・・・みんなに優しく?いじめが嫌い?じゃ俺の趣味知ってんの??」

「知らない」っていうか誰も知らないと思う。もしかして・・・・・・

「表と裏ってあるじゃん?俺はどちらかというと表に見られがちだけどさ、俺の本当の
怖さってさ?こんなもんじゃないんだぜ?」

「狂気殺人とか趣味でさ、俺の秘密。付き合ってるんだから最後くらいは教えてもいい

かな?」

その瞬間、私のお腹に何か刺さったらしい。痛い。私は倒れこんだ。なんだろ痛みで、
動けない。刺されている感覚はあるが。私このまま・・・・・・・・




逝くのかな・・・・・・・。真っ赤な血で染まる。あたり一面。リョウが怖い。これが、
リョウの本性。違う。だって泣いてんじゃん・・・?

リョウも泣くんだ・・・?



更新日:2017-02-17 02:30:21

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