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まさき
「ニノが、好きなんだ」
完全に酔っ払った俺は、翔ちゃんに辛さを打ち明けた。
それが、最初。
優しい、翔ちゃん。
俺はそれに、つけ込んだ。
「翔ちゃん、俺を慰めてくれる?」
翔ちゃんだから、キスできた。
翔ちゃんだから、咥えることできた。
翔ちゃんだから、受け入れることができた。
翔ちゃんだから。
翔ちゃん、だから。
「雅紀、大丈夫?」
翔ちゃんは何度も確認する。
何度もやり直した。
こんなに大変なのに、翔ちゃんは諦めずに俺に付き合ってくれた。
翔ちゃんこそ、大丈夫?
でも俺の中で、翔ちゃんは萎える事はなかった。
硬いまま、抜き差しを繰り返す。
「雅紀」
翔ちゃんの優しさに混じる欲望の声。
俺に、感じてくれてるの?
もっと気持ちよくなって。
俺で。
俺のカラダで。
もっと、もっと。
「翔ちゃん、 もっと欲しい」
「雅紀」
抱きしめられて、昇りつめる。
初めての感覚。
それから何度も何度も。
俺が求める時もあれば、翔ちゃんが求める時もあった。
でも俺は怖くなったんだ。
心は相変わらずニノを求めるのに、カラダは翔ちゃんを求める。
心とカラダがバラバラになっていく。
だから終わりにするために、酔ったニノにイタズラした。
トロンとしたニノは、なんの抵抗もなく、あっさりとソレを受け入れた。
夢だと思ってるんだろう。
次の日、何か聞きたそうだったけど、俺は何も言わずに家に帰った。
完全に酔っ払った俺は、翔ちゃんに辛さを打ち明けた。
それが、最初。
優しい、翔ちゃん。
俺はそれに、つけ込んだ。
「翔ちゃん、俺を慰めてくれる?」
翔ちゃんだから、キスできた。
翔ちゃんだから、咥えることできた。
翔ちゃんだから、受け入れることができた。
翔ちゃんだから。
翔ちゃん、だから。
「雅紀、大丈夫?」
翔ちゃんは何度も確認する。
何度もやり直した。
こんなに大変なのに、翔ちゃんは諦めずに俺に付き合ってくれた。
翔ちゃんこそ、大丈夫?
でも俺の中で、翔ちゃんは萎える事はなかった。
硬いまま、抜き差しを繰り返す。
「雅紀」
翔ちゃんの優しさに混じる欲望の声。
俺に、感じてくれてるの?
もっと気持ちよくなって。
俺で。
俺のカラダで。
もっと、もっと。
「翔ちゃん、 もっと欲しい」
「雅紀」
抱きしめられて、昇りつめる。
初めての感覚。
それから何度も何度も。
俺が求める時もあれば、翔ちゃんが求める時もあった。
でも俺は怖くなったんだ。
心は相変わらずニノを求めるのに、カラダは翔ちゃんを求める。
心とカラダがバラバラになっていく。
だから終わりにするために、酔ったニノにイタズラした。
トロンとしたニノは、なんの抵抗もなく、あっさりとソレを受け入れた。
夢だと思ってるんだろう。
次の日、何か聞きたそうだったけど、俺は何も言わずに家に帰った。
更新日:2017-02-25 12:43:03