官能小説

成人向けコンテンツについて
R-18

ここから先は未成年にふさわしくない成人向けの文章が含まれています。

18歳未満の方、もしくはこのような小説を不快に感じる方は「入室しません」を選択してください。

上記の内容に同意される場合のみ「入室します」をクリックしてお進みください。

  • 27 / 70 ページ

愛のおへや-1-

-1-

大島佳奈ちゃんが好きな男子は、島田祐樹ってゆうんです。
佳奈ちゃんは、いま、大学の二年生、二十歳です。
祐樹くんは佳奈ちゃんより三歳の年上、クラブの先輩。
クラブの名前は美術研究クラブ、美研って呼んでいます。
この美研って、美を追求するクラブなんですけど、ね。
美を追求するには、体験学習、実習ありき、だとゆうんです。
佳奈ちゃん、だから、祐樹くんと美の体験学習をするんです。
大学の心理学研究の実験室、そこはいろんな装置があるんです。
信じられないと思いますけど、羞恥室なんて名称なんです。
四畳半ほどの正方形のお部屋で、お茶室風なんですけどぉ。

「だからさぁ、佳奈ちゃん、美研の研究会なんだから、さぁ」
「研究会だから、どうしたってゆうんですかぁ、せんぱいぃ」
「だからぁ、羞恥室でさぁ、しようよ、研究、美研の研究ぅ」
祐樹くん、なんだか、お声がうわづってきているんですよぉ。
佳奈ちゃんは、なんのことだか、まだわかっていません。
ええっ、木村くんとかも、一緒に研究するんですってぇ。
佳奈ちゃんは、祐樹くんだけじゃなくて、木村くんと大野くん。
男子三人、三人とも佳奈ちゃんの先輩になります。
でも、女子は佳奈ちゃんだけ、二年生、二十歳になったばかり。
「うううっ、どうしてぇ、わたしだけなのぉ、けったいやわぁ」
佳奈ちゃん、祐樹くんから、美研の研究実施を伝えられたんです。

心理学研究の実験室、別名を羞恥室と呼ばれているおへやです。
つまり、女の子が、男の子たちによって、羞恥を体験するおへや。
羞恥は愛につながり、愛は羞恥につながり、愛と羞恥のおへや。
なんか、へんな理屈ですけど、なんとかイメージできますよね。
集合は午後3時なので、佳奈ちゃん心理学研究室の前で待っています。
木村くんが来ていて、佳奈ちゃんを、じろじろ、見てくるんです。
「どうしたのよぉ、木村くぅん、なにか、変ですかぁ」
佳奈ちゃん、思わず、スカートの腰に手を当て、目線をそらせて赤面しちゃう。
お化粧はうすめ、着ている服は控えめ、ちょっと茶髪にしてるけどぉ。
祐樹くんが来て、大野くんが来て、四人お揃い、羞恥室のドアを開けます。

-2-

羞恥室は四畳半ほどの広さなので、狭いです。
心理学研究に使うから防音装置がついています。
外から内部が見れるマジックミラーがあります。
40インチのモニターがあります。
DVカメラで撮影できる設備があります。
それから、あの芸術作品、羞恥診察台セットがあります。
そのほかに、小道具が一式、そろっているんです。
小道具って、あれですよ、女の子が羞恥する、あれ。
ばいぶとかぁ、ろーたーとか、はけとか、かせとかぁ。

佳奈ちゃんは、祐樹くん、木村くん、大野くん、その後に入室です。
三人の男子が、佳奈ちゃんをお出迎えするんです。
「ようこそ、大島佳奈ちゃん、いらっしゃい」
木村くんが、佳奈ちゃんにお声をかけます。
佳奈ちゃんは、羞恥室のなかを、ぐるりと見渡します。
見渡すっていっても四畳半だから、見るだけ。
<ああっ、羞恥診察台セット、お道具、恥ぃ>
見てしまった佳奈ちゃん、三人の男子の前で、タジタジ。
「だから、さぁ、大島佳奈ちゃん、いいんでしょ?」
「たっぷり、楽しみたいんでしょ、大島佳奈ちゃん!」

女の子佳奈ちゃん、シャツにミニスカート、それに黒いソックス。
祐樹くんは、見ているだけの見学、じゃないけど。
最初は、木村くんと大野くんが仕掛けてきちゃいます。
「ああっ、なにするんですかぁ」
大野くんに背中から、羽交い絞めされちゃう佳奈ちゃん。
「ふうん、なんにもしないよ、ってのはうそだけどさぁ」
ぎゅっと抱きしめられちゃう佳奈ちゃん。
前から、木村くんが、佳奈ちゃんのシャツをめくりあげます。
「大島佳奈ちゃん、われらのアイドル、たっぷりぃ」
木村くん、佳奈ちゃんのシャツを胸うえまで、めくりあげたんです。

更新日:2016-07-20 14:46:53

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook