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小説

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のちに、僕が言ったことと同じことを奴はイザークに言ったと、イザークから聞いて知った。愛の真実があれば勇気がすべてを導いてくれると。奴もそう考えていたのだ。

一度は彼女を置いて去ってしまったけれど、自分の愛の真実は彼女にしかないことを奴はわかっていた。だからこそ、ロシアで一緒に生きることを決心したのだ。勇気をもって奴は自分の愛の真実に賭けたのだと、奴はそういう男だと僕は思っている。


更新日:2016-07-14 22:14:42

ダーヴィト・ラッセン回顧録 オルフェウスの窓ss Op.5