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Sさんの誕生日、次の日
「おはよう、潤」
「……おはよ」
俺より早く起きて、台所に立ってる翔くん。
「朝、食べるだろ?」
「うん」
若干の不安はあるものの、皿に乗ってるスクランブルエッグは美味そうに見えた。
「顔洗ってこいよ。シャワー浴びる?」
「うん」
途中で手を止めて、俺にバスタオルを渡してくれた。
「これ、使っていいから」
「うん。ありがとう」
バスルームに入って、熱めのシャワーを浴びる。
昨日の事は、夢?
「潤、気持ちいいよ。そこ」
優しく俺の頭を撫でてくれる手。
熱い翔くんの吐息。
もっと翔くんに感じて欲しくて、頑張った。
「ほら、俺と潤の、混ざりあってるよ」
「翔く、ん」
お互いを握りしめて、お互いの腹に出し合って。
それでも足りなくて、俺は翔くんを貪った。
口の中に微かに残る、翔くんの名残り。
それだけが、昨日の事が夢ではないことを告げていた。
「……おはよ」
俺より早く起きて、台所に立ってる翔くん。
「朝、食べるだろ?」
「うん」
若干の不安はあるものの、皿に乗ってるスクランブルエッグは美味そうに見えた。
「顔洗ってこいよ。シャワー浴びる?」
「うん」
途中で手を止めて、俺にバスタオルを渡してくれた。
「これ、使っていいから」
「うん。ありがとう」
バスルームに入って、熱めのシャワーを浴びる。
昨日の事は、夢?
「潤、気持ちいいよ。そこ」
優しく俺の頭を撫でてくれる手。
熱い翔くんの吐息。
もっと翔くんに感じて欲しくて、頑張った。
「ほら、俺と潤の、混ざりあってるよ」
「翔く、ん」
お互いを握りしめて、お互いの腹に出し合って。
それでも足りなくて、俺は翔くんを貪った。
口の中に微かに残る、翔くんの名残り。
それだけが、昨日の事が夢ではないことを告げていた。
更新日:2016-07-09 08:28:58