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醜さの意味

自分はドロドロだ、とか、弱い、とか、偽善者であるとか考えて打ちのめされたことはきっと誰でもあると思います。
桜の木も、散って踏みつけられ、腐っていく花びらを見るのはつらいでしょう。しかし、腐った心が、腐っていく花びらが大切だったりします。伸びていく肥料になるのです。桜も、毎年散ってしまいながら、土を肥やし、もっと大きく育ち、もっときれいな花を来年咲かすのです。
自分の強さを私はプラスチックの指輪に例えていました。しかし、そうではなく、パワーストーンや、木でできたもののような壊れやすいものの方を、天は、地球は、愛し、もろさや醜さを自覚している人が強くなって天を目指そうという力が、地震や災害を防ぐのかもしれません。天と地は美しさと醜さでつながっています。そして、永遠の生をつくりたいという願いをつくります。それが、もろさ、醜さの意味です。桜の花は散って、地をやわらかくする。人のもろさの自覚も、地震を防いでくれるのかもしれません。

更新日:2016-07-03 03:36:43

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