旅仲間とライバル達
静かにサトシの様子を見守ってた皆…。
時折小さく声を出しかけたが何とか抑えた。
それでも涙するサトシの姿を見ていると居たたまれなくなり、すぐに駆け寄りたい衝動に駆られたが抑えた。
それから暫くしてサトシは眠ったようで、部屋は静かになり、寝息だけが聞こえた為、隣の部屋へ移動して話し合う事にした。
実は大部屋の隣がサトシの部屋だった…。
それでも気になっていたのだ。
今日は皆、大部屋で眠る予定の為、黙ったまま部屋へと戻った。
誰もが何も言えなかった。
更新日:2016-04-16 17:08:51