官能小説

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R-18

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「作戦?そんなの私が立てるわけないじゃない」
「まだシラきりはりますか!東武がさっき言うてたやないですか!」
「そう、東武がちゃんと言ってただろう『お奉行の命令』って」
 わからない?と高島屋が呆れたように言葉を続ける。
「コレは寺社方だから彼の言う『お奉行』は町奉行じゃない」
 そこまで言われて南海もようやく気付く。
最初からお奉行は言っていたやないか。この案件は寺社奉行吟味物調役(ぎんみものしらべやく)としての仕事やと。
「寺社奉行…松坂屋様」
 南海が呆然と呟く。
 二人のやり取りがあらかた終わったところで、東武が申し訳なさそうに話に入ってきた。
「なんだか話が見えませんが…改めてご挨拶をさせていただきます。南海様同様、寺社奉行吟味物調役(ぎんみものしらべやく)の東武と申します。以後、お見知りおきを」

更新日:2016-04-30 23:44:56

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