官能小説

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「お久しぶりです。」、

カレンに車椅子を押された政木が、ニッコリと笑った。



「元気だったか?」、

その横に膝を折り、そっと政木の手を握る。




「はい、元気にやっています。」、

二人は、見つめ合いとても幸せな笑顔を見せた。



二人は、あの事故のあと結婚し、1年後、俺の会社を辞めた。

政木は自宅で、起業してPCひとつで世界を渡り歩いている。

カレンは、通訳や、英会話スクールの講師をして政木を支えていると。


そして、二人には、もう一人家族が・・かわいい男の子が生まれている。




「名前を一文字貰ってもいいかな・・・」、

俺はその、メッセージに、喜んで・・・っと、返事をした。



もうすぐ2歳になる、その子の名前は、


” 託也 ” 。


政木が、一生懸命、育児をしているらしい。

カレンには、むかないからと・・・。





二人は、今もあのマンションに暮らしている。


いつ、託生が戻って来ても良い様にと。




更新日:2016-06-15 18:22:47

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