官能小説

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「もしかして、食事してないの?」、

「はい、こちらではお休みになるだけで・・」、

ペントハウスに押し掛けたカレンが、執事達と大きな声で
俺に聴こえるように会話をしている。



「毎日、あのテンションなのか?」、
隣で、一緒にそれを眺めていた政木に、気の毒そうに聞くと


「もう、慣れました。あれが無いと、寂しい位です」、
ニッコリと笑う。


「そういうもんか・・・」、
俺は、この先の不安に頭が痛い。



「ギイ!!」、

ほらきた。


「政木の許可が出たから、私達、ここで一緒に暮らすよ!」、

突然のカレンの発言に、言葉を無くした俺。


「どうやら、そうしたいらしいので・・・いかがですか?」、
大変落ち着いた様子の政木が、ニッコリ笑う。


「嫌だと言っても、押しかけるよな・・カレンって・・」、

引きつる俺に、


「はい、もちろん。」、
政木は、当然と頷いた。






更新日:2017-06-27 22:56:33

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