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松屋さんのおっぱい問題

 「ん…っ…ふぅ……」
 寝ぼけながら胸を弄る東武の指先。少し触れただけで乳首は硬くなり、ぴんと張り詰める。張り詰めた乳首に唇が寄せられ、幼子が母乳を求める様に東武がちゅうちゅうとそこを吸いだす。
「あっあぁ……」
 もうそれだけで腰が疼き、切なげに鈴口から蜜が零れ始める。
 赤い舌でチロチロと撫でられ、搾り取るようにきゅっときつく吸われると堪え切れぬ快感に爪先がピンっと伸びる。
「だめっ…イっちゃう…おっぱいだけでイちゃうっ……」
 瞼をぎゅっと閉じて必死に堪えるも、我慢のきかない下半身はぶるりと大きく震え、下着の中で熱い欲望が爆ぜた。
「は…ぁ…」
 またイってしまった。
 松屋の平べったい胸にある乳首を東武は寝ぼけながらに求めてくる。無意識下の行動に、何か不安でもあるのでは…と求められるがままにさせていたのが良くなかったのだろうか。日増しに感度のよくなる乳首にまずい、と思う様になった時には遅かった。東武を引き剥がせぬまま、射精に至るようになってしまった。
 とにかく、東武が起きる前に何とかしないと。
 東武をそっと自分から離し、身体を起こしベッドサイドに腰をかける。精液が吐き出され、ごわごわとして気持ちの悪い下着をズボンごと引き抜いた。ひんやりとした空気が火照る下半身に纏わりつく。ボタンを外され、パジャマからのぞく乳首は東武の唾液で濡れて光り、未だにツンと上を向いている。
「前はこんなんじゃなかったのに…どうしちゃったんだよ、僕の体は」
 男が乳首でイクまで感じるなんて…と途方にくれながら、松屋は尖る乳首を押してみる。
「んっ」
 自分で、決して性的なものではない触り方をしたはずなのに、甘い痺れが腰に溜まり、先程放って力を無くしたペニスにゆっくりと血液が集まってくる。
「嘘…」
 泣きそうになりながらぎゅっと根本を掴んだ。
 嘘だ嘘だ、こんなの嘘だ。
「松屋さん?どうしたんです?こんな夜中に……」
 もそり、と東武が起き上がる気配に、ビクッと体が硬直する。
 脱ぎ捨てられた下着。はだけた胸元。片手で勃ち上がった乳首を押し、もう片方の手はペニスの根本をしっかりと握っている。
 見る様に見れば…いや、どう見ても自慰を貪ってたとしか思えないこの状況!
 どうにかしたいのにどうにもできず硬直したままの松屋を、東武は背中から優しく包み込む。
「邪魔しちゃいましたか?」
「ち…違うんだ、東武!これはそのっ……!」
 決して自慰をしてたわけじゃないのに、かといってどう説明していいかわからず、松屋は半泣きになりながら違うと繰り返す。
「松屋さん、落ち着いて」
 東武はちゅっと松屋のこめかみに唇を落とし、胸元にある手を下ろさせる。
「松屋さんは本当に優しい。いつも僕に気遣って下さって」
「東武?」
 にこにこと急にほめたたえる東武に、松屋はきょとんとする。
「だけど、次からは遠慮せずに言って下さいね?松屋さんに喜んでいただくのが僕の一番の喜びなんですから」
「…さっきからかみ合わないんだけど、一体何の話?」
「え?だから僕が疲れてるからって、優しい松屋さんはセックスしたいって言わないで夜中にこっそりオナニーしてたんですよね?」
「だからそれが思いっきり誤解だって言ってるだろーがっ…ああん!」
 両乳首を強く引っ張られ、松屋の口からあられのない悲鳴が上がる。
「やっばかっ…そんな風にいっぺんに摘むなってばぁっ!」
 両膝を擦り合わせ、びくんびくんと胸を反らせる。
「摘むより吸った方がいいですか?ふやけるまで吸っていい?」
「ちがっ!」
 松屋を膝の上に乗せ横抱きにすると、東武はぷっくりと赤く膨れた松屋の乳首に吸いついた。舌先で押しつぶしながら、母乳を吸いだすようにしゃぶる。
「やっあっあっ」
「気持ちいい?松屋さん、乳首、気持ちいいですか?」
「だめっ、東武、吸っちゃだめだってばっ!」
「どうして?気持ち良くないですか?」
「イっちゃうからっ…あぁっだめっ」
「イっちゃうの?松屋さん、乳首吸われただけでイっちゃうんですか?」
「あっあっ」
 真っ赤な顔でこくこくと頷く松屋に可愛い、可愛いと荒い鼻息を吹きかける。
「松屋さんはおっぱいが好きなんですね?」
「ちがっ」
「嫌い?僕は大好きですよ、松屋さんのおっぱい。硬いけど弾力があって、溶けちゃうまでずっと舌で転がして吸ってたいです」
 そうだろうな、寝ぼけてずっとしゃぶってくるくらいだしな。てか、そういう批評はいらないってば!

更新日:2016-01-02 22:07:16

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