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和也と智が父の元に行った時、父は一人の漢をもてなしていました。

(.゚ー゚)「やっぱり……」

和也の呟きに、智は和也を見ます。

(´・∀・`)「和也、誰なの?」

(.゚ー゚)「……」

松本潤。
大宮家よりも身分が上の武将です。
彼が有名になったのは、ここ最近の事。
先の戦では、先陣を切って勝利に導いた武将として、皇帝より土地を頂いたとか。
その土地はここから近かったはず。

(.゚ー゚)「嫌な予感がします」

父は和也と智を見つけると、手招きしました。

「松本さま、娘の和也と智でございます」

ノノ`∀´ル「これが噂の娘たちか」

(.゚ー゚)「和也と、申します」

頭を下げる和也に習って、智も頭を下げました。

(´・∀・`)「智と申します」

ノノ`∀´ル「俺は松本潤。それにしても、二人とも美しい」

「ありがとうございます」

父が頭を下げました。
宴の席が設けられ、智が舞を見せ、和也が楽を奏でます。

キラリン!

潤の目が光りました。
和也が潤に酌をしている時です。

更新日:2015-11-20 20:21:44

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