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ノノ`∀´ル「智、夜這いに来たよ!」

(´・∀・`)「んー?夜這いって何?」

ノノ`∀´ル「こういう事」

潤は智を押し倒しました。
智の寝間着がハラリとはだけます。
胸と腹が潤に見えて、慌てて智は隠しました。

(´・∀・`)「やっ」

ノノ`∀´ル「綺麗だ……もっと見せろよ」

潤は強引に智の腕をそこから引き剥がします。

(´・∀・`)「潤、やめて!」

ノノ`∀´ル「俺の嫁になるんだろ?早いか遅いかの違いだ」

潤が覆いかぶさってきて、やっと智は自分の気持ちに気付きました。

(´・∀・`)「やっぱり俺、翔くんじゃなきゃヤダ!」

ノノ`∀´ル「代わりでいい」

(´・∀・`)「え?」

ノノ`∀´ル「その翔ってやつの代わりでいいから」

(´・∀・`)「潤?」

智には難しい事はわかりません。
でも、潤が違う人を想っている事はわかります。

(´・∀・`)「ダメだよ!」

智は潤を押しのけようとします。

(´・∀・`)「誰も代わりはできないんだ。俺は翔くんだけ」

その時大きな音を立てて、扉が開きました。
びっくりして、智は潤に抱きついてしまいました。

(`・З・´)「智くん!」

(´・∀・`)「え?え?翔くん?」

潤に抱きついている智を見て、翔はムッとしました。

(`・З・´)「何だよ!俺にあんなコトして、もう他のやつとするの?」

智は慌てて潤から離れました。

(´・∀・`)「違うよ!翔くんが大きな音を立てて入ってくるから。びっくりして抱きついちゃったの」

ノノ`∀´ル「智、こいつがおまえの翔くんか?」

(´・∀・`)「え?うん」

潤は翔に歩み寄り、その顔をじっと見つめました。

更新日:2015-11-23 20:04:53

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