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オマケ『破天荒のボーボボ対応スキル』
朝早くから一日中魚雷パーティーで扱かれてヘトヘトになって早々に眠りに就く、そんな充実した日々の中で明日に備えて既にベッドで眠っている破天荒にボーボボは暗がりの中で呼び掛けた。
「破天荒」
「……」
「破天荒」
「……」
「破天荒」
「……」
「破天荒」
「……しつけーな、なんだよ」
「ワタシ、蛹になっちゃった」
「そうか。もう寝ろ」
「うん、オヤスミ☆朝にはチョウチョになれてるかしら」
「どうだろうな。おやすみ」
そして翌朝。破天荒が起きるのを待って蛹から蝶に羽化して見せたが破天荒は気付かず、顔を洗っても目をちゃんと開けていられないくらい眠たそうにしているだけでいた。
「ねみー…。朝練行こうぜ」
「うん」
何やってんだテメー、とか、鱗粉飛ばすな汚え、とか、いつ言ってくれるかとボーボボは期待して待つが、破天荒の口から出て来た言葉は眠そうな次の一言だけだった。
「……あー、クソダリー」
「夜中にオレが起こしたからか。悪い事をした」
「あ?あぁ……オレ、朝弱えだけだから関係ね…おやびーん♪おはようございま〜す♪イメチェンですか?似合ってます!最高に似合ってます!やっぱりおやびんは最高だ!!」
一気にテンションが上がって瞳をキラキラと輝かせながら見開いている破天荒に、お前低血圧ででっかい羽根にも気付かんくらい眠怠かったんとちゃうんけとボーボボはなんだか寂しくなり、後を付いて回って見上げて来る幼少期の破天荒を懐かしく思い出せば、今更になって幼馴染みを首領パッチに取られた実感をした。そこへポコミと一緒に起きて来たビュティが普通に驚いて、普通に疑問を投げかけた。
「ボーボボ、何で蝶になってんの!!?」
どんな小さなボケも取り零さずにツッコミを入れてくれるビュティの優しさに、ボーボボは感極まって抱き付いた。
「ビュティ大好き!」
「ちょっとボーボボ、鱗粉付いちゃうじゃない!止めてよ!離れてよ!えっ!?なんで泣いてんの!?」
END
「破天荒」
「……」
「破天荒」
「……」
「破天荒」
「……」
「破天荒」
「……しつけーな、なんだよ」
「ワタシ、蛹になっちゃった」
「そうか。もう寝ろ」
「うん、オヤスミ☆朝にはチョウチョになれてるかしら」
「どうだろうな。おやすみ」
そして翌朝。破天荒が起きるのを待って蛹から蝶に羽化して見せたが破天荒は気付かず、顔を洗っても目をちゃんと開けていられないくらい眠たそうにしているだけでいた。
「ねみー…。朝練行こうぜ」
「うん」
何やってんだテメー、とか、鱗粉飛ばすな汚え、とか、いつ言ってくれるかとボーボボは期待して待つが、破天荒の口から出て来た言葉は眠そうな次の一言だけだった。
「……あー、クソダリー」
「夜中にオレが起こしたからか。悪い事をした」
「あ?あぁ……オレ、朝弱えだけだから関係ね…おやびーん♪おはようございま〜す♪イメチェンですか?似合ってます!最高に似合ってます!やっぱりおやびんは最高だ!!」
一気にテンションが上がって瞳をキラキラと輝かせながら見開いている破天荒に、お前低血圧ででっかい羽根にも気付かんくらい眠怠かったんとちゃうんけとボーボボはなんだか寂しくなり、後を付いて回って見上げて来る幼少期の破天荒を懐かしく思い出せば、今更になって幼馴染みを首領パッチに取られた実感をした。そこへポコミと一緒に起きて来たビュティが普通に驚いて、普通に疑問を投げかけた。
「ボーボボ、何で蝶になってんの!!?」
どんな小さなボケも取り零さずにツッコミを入れてくれるビュティの優しさに、ボーボボは感極まって抱き付いた。
「ビュティ大好き!」
「ちょっとボーボボ、鱗粉付いちゃうじゃない!止めてよ!離れてよ!えっ!?なんで泣いてんの!?」
END
更新日:2015-11-03 12:17:59