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「硬いな…。足…。来週までに何とかしないと。」
「平気だよ。コスモタイガーには乗れる。」
「大丈夫なのか?本当に。」
「自分の体は僕が一番よくわかってる。」
「訓練航海だけで済めばいいがな…。」
「何?それ。新たなる脅威があるとでも?」
「いや、何でもない。無事の帰還を祈る。」
「ん…ありがと…。」
「こんなもんかな?マッサージするか。」
「え…?」
「バカたれ。ケガした足のマッサージだよ。」
「よかった…。」
「何厭らしいこと考えているんだ、お前は。」
「だって!裸…だし…。」
「まだ完全に回復してないお前を抱くつもりはないよ。ベッドではな。」
「それって…ベッド以外では抱くって言ってるんだよね?」
「どうかな?」
「あーっ!お風呂!」
「一番やりやすいからな、風呂が。」
「もう…。」
「マッサージするぞ。」
「いったぁーい!」
「グスッ…。酷い。あんな強くマッサージしなくても…。」
「それだけ、お前の筋肉が硬くなってるってことだ。」
「わかってる…。」
「さぁて…と。少し横になるか。」
「うん…。」
菊田の胸に顔を埋め、丸まって眠る明。
「子どもだな…。全く…。」
「寒い…。布団…。」
「俺が抱きしめてやるよ。」
「ん…。」
明をソッと優しく抱きしめる菊田。
「温かい…。和男の匂い…大人の男の人の匂い…好き…。落ち着く…。」
「よくわからんがな?俺に匂いなんかあるのか?」
「うん…。大好きだ…。昔から…。」
「そっか…。」
「気持ちいい…。」
「明…。」
「和男…。」
明は菊田の首に腕を回すと、口づけをした。
「明?」
「和男…和男…大好き…。」
菊田に跨がり、激しく口づけをする明。
「こ、こらっ!明!」
「だって…抱いてくれないんだもの…。」
「まだ無理だと言っているだろう?」
「ケチ…。」
「何とでも言え。全快するまでベッドでは抱かんからな。」
「ヤダよ…浴室でなんて…。」
「壁を支えにできるし、ソープの泡でスムーズに挿入できるからな。」
「もう…。」
明は菊田に跨がったまま、体を倒し、胸に顔を埋めた。
「和男…。ずっと一緒だよ…。」
「あぁ。」
「和男…。」
菊田に甘える明。
「明日、俺が仕事に行ってる間は1人になるが、大丈夫か?」
「もちろん。」
「杖、着けよ?転んだりしたら…。」
「ちゃんと使うから。」
「中途半端な時間に寿司を食っちまったからな。夜飯どうする?」
「このまま寝る、和男と。」
「平気だよ。コスモタイガーには乗れる。」
「大丈夫なのか?本当に。」
「自分の体は僕が一番よくわかってる。」
「訓練航海だけで済めばいいがな…。」
「何?それ。新たなる脅威があるとでも?」
「いや、何でもない。無事の帰還を祈る。」
「ん…ありがと…。」
「こんなもんかな?マッサージするか。」
「え…?」
「バカたれ。ケガした足のマッサージだよ。」
「よかった…。」
「何厭らしいこと考えているんだ、お前は。」
「だって!裸…だし…。」
「まだ完全に回復してないお前を抱くつもりはないよ。ベッドではな。」
「それって…ベッド以外では抱くって言ってるんだよね?」
「どうかな?」
「あーっ!お風呂!」
「一番やりやすいからな、風呂が。」
「もう…。」
「マッサージするぞ。」
「いったぁーい!」
「グスッ…。酷い。あんな強くマッサージしなくても…。」
「それだけ、お前の筋肉が硬くなってるってことだ。」
「わかってる…。」
「さぁて…と。少し横になるか。」
「うん…。」
菊田の胸に顔を埋め、丸まって眠る明。
「子どもだな…。全く…。」
「寒い…。布団…。」
「俺が抱きしめてやるよ。」
「ん…。」
明をソッと優しく抱きしめる菊田。
「温かい…。和男の匂い…大人の男の人の匂い…好き…。落ち着く…。」
「よくわからんがな?俺に匂いなんかあるのか?」
「うん…。大好きだ…。昔から…。」
「そっか…。」
「気持ちいい…。」
「明…。」
「和男…。」
明は菊田の首に腕を回すと、口づけをした。
「明?」
「和男…和男…大好き…。」
菊田に跨がり、激しく口づけをする明。
「こ、こらっ!明!」
「だって…抱いてくれないんだもの…。」
「まだ無理だと言っているだろう?」
「ケチ…。」
「何とでも言え。全快するまでベッドでは抱かんからな。」
「ヤダよ…浴室でなんて…。」
「壁を支えにできるし、ソープの泡でスムーズに挿入できるからな。」
「もう…。」
明は菊田に跨がったまま、体を倒し、胸に顔を埋めた。
「和男…。ずっと一緒だよ…。」
「あぁ。」
「和男…。」
菊田に甘える明。
「明日、俺が仕事に行ってる間は1人になるが、大丈夫か?」
「もちろん。」
「杖、着けよ?転んだりしたら…。」
「ちゃんと使うから。」
「中途半端な時間に寿司を食っちまったからな。夜飯どうする?」
「このまま寝る、和男と。」
更新日:2015-10-15 22:08:31