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「おかしいですね?」
パットは怪訝な顔で菊田の部屋の前に立っていた。
「9時に辞令を出すと菊田は言っていましたが…。朝の9時に行ったらいませんでした。夜の9時の間違えだったと思い、もう一度来てみましたが、菊田はいません。なぜでしょう?」
確かに今日の9時と言ったのに。
「まさか、菊田は忘れてしまったのでしょうか?大事な辞令を。このままでは、私はヤマトに乗れない!」
パットは菊田の部屋のドアの前に座り込んだ。
「こうなったら待ちます、菊田を。」
更新日:2015-11-02 19:01:09
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