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それから俺たちは、毎日のように肌を合わせた。
ただ、繋がるって事はなく。
お互いに触りあったり、舐めあったり。
俺はいつもまーくんのソコを触った。
優しく優しく。
俺のものだと主張した。
けして中に入れはしなかったけど。
それが日常になりつつある、そんな日だった。

「ニノ、俺、ニノと一つになりたい」

まーくんが俺を抱きしめながら、震えてた。

「お、俺を、抱いて?」

まーくんの並々ならぬ決意に、俺が反対する訳がない。
ベッドの上で顔を強張らせて、カラダもガチガチなまーくん。
なだめる様に全身にキスをした。
それでもガチガチなまーくんに、俺は苦笑。

「まーくん、ゆっくり進もう」

「ゆっくり?」

「そう、ゆっくり。まーくんの気持ちいいとこ、教えて?ここは?」

俺はまーくんの気持ちいいであろうところを触る。

「気持ち……いい」

「そう。じゃ、これは?」

まーくんのカラダに舌を這わせる。

「んっ、気持ち……いい」

ソコを触る。
いつものように。
それに慣れて力が抜けてるまーくんの中に、ゆっくりと指を入れた。

「ニ、ノッ!」

「入ってるよ……まーくんの中に俺の指」

「やっ、言わないで!」

まーくんが首を振る。

「痛くない?」

「だいじょ、うっ!ぶっ!」

はあっ、はあっ、て涙目で呼吸するまーくん。
それさえも愛しくなって、まーくんのを咥えながら、夢中で指を出し入れした。

「ああっ、ニノ!ニノ!」

俺の名を呼びながら、まーくんは俺の口に出した。

更新日:2016-04-05 22:08:02

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ディスコスターさまの付き人の秘め事