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すると、まーくんは俺の首すじにちゅってキスをした。

「ニノ」

まーくんが甘い声で俺を呼ぶ。

ちゅっ、ちゅっ。

徐々にキスが降りていく。
俺は混乱していた。
まーくんがこんな事する訳ない。
酔っ払って、俺をオンナの代わりにしてるだけなのか?

「まーくん、酔いすぎですよ」

そう言った途端に、キスしてた所をガリッと歯で噛まれた。

「いっ!」

「なんで……わかんないんだよ」

「まーく」

「ニノが好きだって言ってるだろ!」

俺を見たまーくんの瞳は水分を含んで、今にも涙がこぼれそうだ。

「俺がどれだけ勇気を出して、ニノと一緒に暮らそうって言ったか、わかる?ニノが好きだからに決まってるじゃん。それなのに……」

まーくんは俺のシャツの首を掴んだ。

「何?この首の伸びたシャツは!上から乳首見えるっつーの!そしてこのユルッユルのパンツ!俺に食べられちゃってもいいの?ニノは!」

「は、はぁ?!」

何言ってんだよ。
自分の事は棚に上げて。

「おまえだって、俺の前で裸で出てきただろうが!しかも、無駄に色気を振りまいて!俺がどれだけ我慢したと思ってるんだよ!」

言ってから、しまったと思ったけど後の祭り。
驚きから覚めたまーくんは目を瞬かせた。

「え?ニノ……ホントに?」

俺はまーくんから目をそらす。
恥ずかしくて、まーくんを見れなかった。

「俺だって、ずっとまーくんの事……好きだった」

「ニノ……ちょ、ちょっと待ってね」

ん?
まーくんはおもむろに服を脱ぎ始めた。
おまえ何やってんの?

「え?え?」

「うん、ちょっと待っててね」

全てを脱ぎ捨てたまーくんは、俺のシャツにも手をかけた。

「いや、待って」

「待たないよ。こういう時便利だね。ユルッユルのパンツだと」

そういう問題じゃない。
おまえは両思いだとわかったら、速攻でコトをしようとするのか?
せっかちすぎるだろ。

更新日:2015-11-09 20:36:21

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