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これがまーくんとの、初めてのコトだったんだよね。
それから俺は、オンナと付き合ったし、まーくんもそうだ。
でも、まーくんとのアレを体験しちゃった俺は、なんだか物足りなくて。
この時点で、まーくんにどっぷりハマってたんだと思う。

その頃かな。
俺はネットでその手の知識をつけまくった。
見たよ。
その光景も。
でもさ、全然勃たないの。
まーくんじゃないとダメだ、って気づいた。
生粋のオトコ好きって訳じゃなかったみたい。

時々まーくんとのコトを思い出して一人でする。
吐き出して、虚しくなって。

「まーくん、好きだよ」

声に出したら、妙にしっくりきた。
ああ、俺はまーくんが好きなんだ。
まーくんを抱きたいくらいに。

あ、俺も一応は考えたのよ?
まーくんに抱かれる、って事を。
だって体型的に、俺が抱かれるのって違和感ないし。
でもやっぱりさ、あの痴態を見る限りでは、俺はまーくんを抱きたいのよ。

更新日:2015-10-17 20:47:22

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ディスコスターさまの付き人の秘め事