繰り返しキスされて・・・

いつの間にか衣服を剥ぎ取られて・・・

翔ちゃんを受け入れてしまいそうになる・・・



でも・・・



ダメだよ翔ちゃん・・・

俺はもう決めたんだから・・・

翔ちゃんとはもうさよならするって・・・

決めたんだから・・・



翔ちゃんには俺と別れて

倖せになってもらうんだから・・・



それに・・・



俺は翔ちゃんを裏切っていたんだ・・・

いくら辛くても寂しくても・・・

それはきっと赦されないコトなんだ・・・



だから・・・



本当は素直に翔ちゃんに身を委ねたかったけど・・・

力いっぱい翔ちゃんを押し返して抵抗した



「いやぁ・・・しょ・・ちゃ・・・ダメ・・・

俺・・もう・・・」


「カズが誰に抱かれていたとしても

そんなの関係ない！

俺はカズを愛しているんだから！

カズは・・・俺のだ・・・！」


「・・・しょ・・・ちゃん・・・・・」


「絶対に別れない・・・

どんなにカズが嫌がっても

これからもカズが浮気を繰り返したとしても

俺は絶対に別れない・・・！」


「・・・・・・・・・。」



翔ちゃんの言葉に

身体中の力が抜けて

抵抗できなくなった・・・



「カズは俺の・・・一番大切な・・・愛する人だ・・・

喩え何があったとしても・・・それは未来永劫変わらないから・・・

だから・・・頼むから・・・俺の傍に居てくれ・・・」


「・・・・・・・・・ダメ・・・だよ・・・・・しょ・・・・・・」



さっきとは違う泪が零れて・・・

ダメって・・・言っているのに・・・

翔ちゃんの襟元をギュッと掴んで離せない俺を

翔ちゃんは優しく包み込んで髪を撫でてくれて・・・



また・・・キスが落ちてくる・・・











翔ちゃん・・・






俺・・・






本当にあなたといても・・・良いの・・・？