- 2 / 3 ページ
櫻宮編 (ニノside)
早朝におきた地震の直後の翔ちゃんからのメール
『地震大きかったね。大丈夫?』
・・・・・・。
マメだねぇ・・翔ちゃん・・・
『大丈夫だよ。怖かったね』
そう返信して
布団にもぐり込む
でも・・眠れない・・・
今日の地震はあまり大きくなかったけど
これがもし大地震だったら・・・
そう思うと無性に翔ちゃんに抱き締めて欲しくなる・・・
こんな事なら
昨夜翔ちゃんの誘いを断らないで
一緒に過ごせば良かった
今夜だって翔ちゃんはキャスターの仕事で逢えないのに・・・
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
あぁ~もう!
翔ちゃん何でメールなんてしてきたんだよ!
眠れなくなったじゃない!!
ホントに心配なら来いよ!
なんて・・・理不尽な事を思う・・・
あぁ・・・
こんな事を考える自分が嫌だ
こんな時間に翔ちゃんに逢いたいだなんて・・・
来て欲しいだなんて・・・
俺は何時からこんなに弱くて
我儘な人間になってしまったんだろう・・・
俺はギュッと目を瞑って
布団を頭から被った
カチャ・・・
眠れなくてイライラしていると
不意にドアの開く音がして
薄暗い室内に見慣れたシルエットが其処にあった
「え・・・?」
「カズ、ごめん・・・」
「翔ちゃん・・・?」
「カズが怖かったって・・メールくれたから
心配で来ちゃった・・・」
翔ちゃんはベッドの中にいる
俺を確かめる様に俺の頬に触れる
「・・・ばか・・・」
「こんな時間に・・ごめんな・・・」
「謝るなよ・・・ばか・・・」
俺は翔ちゃんの頭をグッと引き寄せて口づけた・・・
早朝におきた地震の直後の翔ちゃんからのメール
『地震大きかったね。大丈夫?』
・・・・・・。
マメだねぇ・・翔ちゃん・・・
『大丈夫だよ。怖かったね』
そう返信して
布団にもぐり込む
でも・・眠れない・・・
今日の地震はあまり大きくなかったけど
これがもし大地震だったら・・・
そう思うと無性に翔ちゃんに抱き締めて欲しくなる・・・
こんな事なら
昨夜翔ちゃんの誘いを断らないで
一緒に過ごせば良かった
今夜だって翔ちゃんはキャスターの仕事で逢えないのに・・・
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
あぁ~もう!
翔ちゃん何でメールなんてしてきたんだよ!
眠れなくなったじゃない!!
ホントに心配なら来いよ!
なんて・・・理不尽な事を思う・・・
あぁ・・・
こんな事を考える自分が嫌だ
こんな時間に翔ちゃんに逢いたいだなんて・・・
来て欲しいだなんて・・・
俺は何時からこんなに弱くて
我儘な人間になってしまったんだろう・・・
俺はギュッと目を瞑って
布団を頭から被った
カチャ・・・
眠れなくてイライラしていると
不意にドアの開く音がして
薄暗い室内に見慣れたシルエットが其処にあった
「え・・・?」
「カズ、ごめん・・・」
「翔ちゃん・・・?」
「カズが怖かったって・・メールくれたから
心配で来ちゃった・・・」
翔ちゃんはベッドの中にいる
俺を確かめる様に俺の頬に触れる
「・・・ばか・・・」
「こんな時間に・・ごめんな・・・」
「謝るなよ・・・ばか・・・」
俺は翔ちゃんの頭をグッと引き寄せて口づけた・・・
更新日:2015-08-06 09:43:47